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ホンダ新「CR-V」日本導入、燃料電池車だけの訳 水素+プラグイン充電機能を持った新型SUV登場

東洋経済オンライン / 2024年2月28日 11時30分

その技術構築の過程を経て、燃料電池車の量産技術の第一歩となるのが、今回のCR-V e:FCEVだ。そこで従来のような法人向けのセダンではなく、あえて身近なSUVをベースに選んだのだろう。BEVで課題になる走行可能距離を水素でカバーし、FCEVの課題である水素ステーションの少なさをプラグイン充電で補うという形は、非常に理にかなっているようにも感じた。ただし、今のところ利便性ではガソリン+外部充電のプラグインハイブリッド車に軍配があがるだろう。

ホンダは、2030年にハイブリッドを含めて100%電動化、2035年にEV/FCVの比率を80%、2040年に100%にする四輪車電動化を掲げている。そこで従来は法人中心だったFCEVを個人ユーザーも含めて普及させるため、日本国内ではガソリン車/ハイブリッド車の販売をせず、燃料電池車のみの販売を選択したのだろう。

とはいえ、現状では価格や詳細なスペックは不明なので、今後の情報についても注目したい。ちなみに発売は2024年夏を予定しているが、先行予約受付開始は2月29日となっている。

三木宏章:東洋経済オンライン編集者・記者

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