年に4000万円稼ぐ男性に近づく婚活女性の「熱量」 「好条件なのに結婚できない」男女は少なくない
東洋経済オンライン / 2024年2月29日 13時0分
お見合いは、組める。その後、交際にも進展する。それなのになぜか結婚にたどり着かない人たちがいる。そうした人たちの特徴を見てみると、女性は美人で経歴のいいアラフォー以上、男性は社会的評価の高い職業についていて高年収者という傾向にある。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、条件が素晴らしいのに、結婚が決まらない人たちの特徴を見ていこう。
相手よりも自分の主張が優先
まず、女性に関していえば、見た目のいい人ほど、お見合いが組みやすい。結婚に大切なのは内面、人間性なのだか、お見合い相手を1枚のプロフィールで選ぶ婚活では、自己PR文の内容よりも、写真の美しさのほうがどうしても勝ってしまう。
【図表で見る】結婚離れ加速?一生結婚するつもりはない」男女が急増
若いうちに結婚してしまえばいいのだが、キャリア志向の強い女性だと、そのときは結婚を考えようとはしない。仕事に没頭し、美容や趣味などの自分磨きにお金を費やして、気がつけばアラフォー。
そこから婚活をスタートさせるのだが、そうした女性はなかなか結婚することができない。
先日、会員のてつろう(41歳、仮名)がお見合いした相手に、こんな女性がいた。
りょうこ(38歳、仮名)は、身長162センチで、芸能人のような美しい顔立ち。スタイルも抜群だった。お見合いを終えたてつろうが言った。
「お見合い写真はかなり修正されていることが多いから、そこまで期待してはいなかったのですが、写真通りの美人が来ましたよ。話をしてみたら、性格が少しキツそうではあったけれど、交際希望を出してみたいと思います」
すると、りょうこからも交際希望が来て、2人の仮交際がスタートした。
ファーストデートをしたようだったが、終えたあと、てつろうがこんな感想を漏らした。
「確かにきれいだし、まわりに紹介したら自慢できる。ただ、話をしていると、仕事ができるアピール、美容と健康に気を遣っているアピール、料理上手だというアピール……。それは完璧で素晴らしいのだけれど、なんていうのかな、話をしていて少し気疲れしました。まあ、もう少しお付き合いを続けてみますが」
デートしようと試みるも…
お見合いをしたのは12月だったのだが、年が明けててつろうの仕事が繁忙期に入った。1年の中で1月、2月は目がまわるほど忙しい。そんななかで、りょうことの交際終了を伝えてきた。
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