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齋藤飛鳥が語る「ヒーロー」は意外な人物だった 乃木坂46を卒業して、生活はどう変わったのか

東洋経済オンライン / 2024年3月3日 13時0分

齋藤飛鳥さんが語る真のヒーローとはーー(撮影:長田慶)

ラベンダーの花束を持ち、その穏やかな香りに包まれた齋藤飛鳥は、煌びやかな衣装で撮影に臨んでいた。フォトグラファーがレンズを交換している間に、彼女は微笑みながら「ラベンダーの香りがいいですね」と静かに言った。自然体でリラックスした様子が、彼女の等身大の一面に触れているような気がした。

【画像】乃木坂46卒業後、齋藤飛鳥にとって重要な転機となった映画『マイホームヒーロー』

大切にしているのは学び続ける姿勢

乃木坂46を2023年5月に卒業してから、齋藤飛鳥の生活は大きな変化を遂げた。

「自分の時間を確保できるようになり、穏やかに生活しています。仕事も以前よりも一つ一つを濃密に、丁寧に、そしてしっかりと向き合うことができるようになったと感じます」と、新たなステージでの取り組みを明かした。

芸能界にアイドルを目指して入った彼女は、国民的アイドルグループ・乃木坂46でクールで格好いい印象を放つ、アイドルらしい可愛らしさとは異なる絶対的エースだった。

変わった環境の中で彼女が大切にしているのは、過度に考えすぎず、それでもつねに考え、学び続けることだった。

「エンターテインメントの仕事では日々さまざまなことがありますが、考えても仕方ないことが多く、考えるけれども思い悩まないようにしていて、『なるようになるさ』という気持ちを大事にしています。演技に関しては、正直なところ、まだわからないことが多いので、共演者の皆さんやスタッフさんから学び続ける姿勢を持ち続けたいと思っています」

そんな彼女が挑んだ映画『マイホームヒーロー』は、3月8日(金)公開を迎える。

大ヒットコミック『マイホームヒーロー』を原作とするドラマシリーズは、平凡な父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺害するという衝撃的な事件から幕を開ける。その後、彼氏が属していた半グレ犯罪組織から家族を守るため、父親は命をかけた騙し合いに挑む。劇場版では、ドラマ終了から7年後を描き、最終的に父親が直面する敵が最愛の娘であるという衝撃の展開が描かれている。

ドラマから7年後の舞台で描かれるのは…

佐々木蔵之介演じる鳥栖哲雄は、娘の彼氏を殺害し、その後半グレ犯罪組織との激しい攻防を生き延びた。7年の時が流れ、鳥栖家の平穏な日常は突如として崩れ始める。かつて山中に隠した死体が土砂崩れで発見されたのだ。齋藤演じる零花は、警察官になっており、父・哲雄に疑いの目を向ける。

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