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会話のコツは「あいづちのバリエーション」にある 場を盛り上げるあいづちの打ち方とは?

東洋経済オンライン / 2024年4月4日 17時0分

あいづちのバリエーションを使い分けると、会話は盛り上がります(写真:Graphs/PIXTA)

コミュニケーションに悩む人は多いでしょう。会話の際は「あいづち」が非常に重要です。しかし、ただあいづちを打つだけではダメです。いくつかのあいづちのバリエーションを使い分けると、会話は盛り上がります。その方法について、『アメリカの中高生が学んでいる話し方の授業』から一部抜粋・編集してお届けします。

「相手の承認欲求」に「あいづち」で応える

「コミュニケーション」と聞くと、私たちはついつい「言い方」「伝え方」を工夫することを考えがちです。たしかにそれらは大事なのですが、人とは表面上の言葉だけでなく、心と心で対話をするもの。

では、相手の心を満たすにはどうしたらいいのか。それが「相手の承認欲求」に着目することです。「相手の承認欲求」に応えることで、いい関係を築くのです。

では、相手の承認欲求に応えるためには、どうすればいいのでしょうか。それが「あいづち」です。

「言葉」のバリエーションで会話が盛り上がる

会話において相手に好かれるためには、言葉のバリエーションが多ければ多いほど有利です。特に相手中心の会話においては、あいづちのバリエーションの多さが重要です。

それは表現の豊かさが多くなることで、相手の話にいろいろな反応をしていることを示せるためです。あいづちが単調だと、話している相手は自分が受け入れられていない気持ちになります。

何を言っても返ってくる言葉が「すごい!」ばかりであったり「そうですか」ばかりであったり、あるいは「うん」ばかりだと、相手は「自分の話をちゃんと聞いてくれているのだろうか」とか「自分の話に興味がないのかな」などと思えてきます。

あいづちは、話に興味を持って聞いていること、話を受け入れて理解していることを相手に示す重要な手段です。あいづちがないと相手は、不安や疎外感を感じたり、聞いてもらえてない、無視されていると誤解をすることがあり、会話が進まない原因となることがあります。

たとえば、野球中継に夢中になっている夫に妻が今日あったことを話しかけても、夫は「うん、うん」としか答えない。明らかに聞くのが面倒くさいと思っていることがわかります。

実際に、あいづちが単調なときは、相手の話に真剣に向き合う姿勢ではなく、他に気を取られて集中して聞いていない可能性があります。できれば話しかけるのを早くやめてくれないだろうか、と思って思考するエネルギーを省エネモードにして「うん」しか言わなくなっていることが多いのです。

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