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「伸びる子が実践する」小学生の勉強法の公式 日常生活で使いたい5つの「マジックワード」

東洋経済オンライン / 2024年4月5日 6時50分

頭脳のスペックが上がる「小学生の勉強法」とは?(『のびる子はやっている 最大効果を出す 小学生の勉強法』より)

小学校は6年間という長い期間ですが、入試や定期テストのような明確なゴールを設定しにくいのが現状です。そのため、日々の勉強目標が曖昧になりやすく、惰性で過ごしてしまうことも少なくありません。

この6年間、効果的に子どもたちの成長と脳のスペック上昇を導くことができる「小学生の勉強法」について、全国の保護者の方の悩みを聞き、子どもたちを直接指導してきた石田勝紀さんの著書『のびる子はやっている 最大効果を出す 小学生の勉強法』より、子どものタイプ別アプローチ術を一部抜粋、再構成してお届けします。

「小学生の勉強法の公式」を知れば、楽しく学べる!

勉強のゴールが明確な中学生と違って、なんとなく授業を受け、宿題だけしていればいいという状態で日々を過ごしている小学生には明確なゴールがありません。その結果、小学校の6年間に頭脳のスペックを鍛えることなく過ごしているのは、もったいないと思っています。小学校の6年間に頭脳のスペックを上昇させてあげると、中学、高校、さらには社会人になった時にもよい影響を与えていくのです。

【画像】「小学生の勉強法の公式」を知れば、楽しく学べる!

「頭脳のスペックを鍛える」というのは、知識を詰め込むことではありません。とはいえ、「楽しく勉強しよう」というだけでは鍛えることはできません。

(基礎トレ+思考力・表現力)×楽しむ仕掛け

この「小学生の勉強の公式」の中で、「楽しむ仕掛け」はとても重要です。これがないと、勉強しても身に付かないどころか、勉強嫌いになってしまいます。

公式の内容について、それぞれ詳しく説明しましょう。

基礎トレは、数値化・見える化させる!

アスリートは毎日ルーティーンとして筋トレなどの基礎トレーニングを行っています。勉強の世界でも、毎日習慣として基礎トレを行うことが大切です。勉強においては、「漢字と計算」、この2つが基礎トレにあたります。退屈でつまらない勉強の代表のように思われていますが、毎日続けるためのおすすめの技があります。

「漢字学習」は繰り返し書くのでは漢字嫌いになります。そこで、

・学習する学年の漢字の一覧表を壁に貼り、マスターしたものから赤で塗りつぶしていくなど、ゴールがどこで、どれだけ達成しているかが一目でわかるようにする
・書いて覚えるのではなく、テストを繰り返して覚える

「計算問題」も、ただ問題を解くのでは、単調で嫌になります。そこで、

・簡単な問題を解いて、スピードを短縮化できることをゴールにする
・間違いを発見するトレーニングをする
・10分で何問できたか、正答率が何%だったかなど、記録を見える化する

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