大谷翔平が「インスタグラムで発信」を始めた背景 目立つことを好まないスター選手の心持ちとは
東洋経済オンライン / 2024年4月14日 19時0分
インスタグラム初投稿で、「Hope my welcome to Instagram party goes better than this(インスタグラム開設が〝これ〞より歓迎されることを望んでいます)」と英語で粋なメッセージを送った(写真:公式インスタグラムより)
日本ハム時代から大谷翔平を10年以上追い続け、8度の単独インタビューを行ったスポーツニッポン新聞社MLB担当記者の柳原直之氏。同氏によるノンフィクション『大谷翔平を追いかけて 番記者10年魂のノート』から抜粋、3回に渡って紹介します(一部・加筆しています)。
第3回は、「2019‐2020シーズン メジャーの壁、新型コロナウイルス感染拡大による短縮シーズン」です。
右肘・左膝手術から復活を目指す
2020年。先が見えない復帰への道のり。それでも大谷は順調に次のステップを踏んでいった。
【写真】5000万円超!?大谷翔平搭乗の飛行機「値段と内装」
4月13日に約1カ月ぶりに投球練習を再開。エンゼルスのビリー・エプラーGMは「225〜230フィート(約70メートル)の距離で遠投を行い、週2度のブルペンに入っている」と順調な調整ぶりも明かした。
球団によると、同20日に35球、24日には40球を投げたという。
右肘手術、左膝手術から復活を目指す大谷は医療的な必要性があるとみなされ、右肘痛の右腕グリフィン・キャニングとともに、「特例」で本拠地エンゼルスタジアムでの練習が許可されていた。
本拠を置くカリフォルニア州は、新型コロナウイルス感染拡大で外出禁止措置が続いており、実際にいつ登板できるかは不透明だったが、同GMは「エンゼルスのトレーナーが治療できるし、水原(一平)通訳も一緒に来る。(大谷は)そんなに強く力を入れていない。80〜85%くらいの強度で投げている」と説明した。
5月30日。大谷が実戦形式のフリー打撃「ライブBP」に登板したことを明かした。
28日に開設した自身のインスタグラムに「Live BP from last week(先週のライブBP)」と英語で記し、27秒の投球動画を投稿。おなかの前にグラブを置き、セットポジションに入った大谷。高く上げた左足を踏み込み、思い切り右腕を振った。
意外だったインスタグラムの開設
「ライブBP」とは実戦形式のフリー打撃。打者に投げるのはメジャー1年目の2018年9月2日の敵地アストロズ戦以来、約1年8カ月ぶりだった。左打者のラステラは速球系2球にいずれもバットを振らなかったものの、何度もうなずく姿が球威を物語っていた。
大谷のインスタグラムの開設は意外だった。最初は少し信じられなかった。エンゼルスの広報から告知があってから、正真正銘、これは本人のアカウントだったとやっと認識できた。
この記事に関連するニュース
-
逸材助っ人が来日即“覚醒”…驚異の防御率0.33 長いマイナー生活、TJ手術2度の苦労人
Full-Count / 2024年5月1日 7時10分
-
藤浪晋太郎「メジャーの道」遠く...マイナーで乱調続き 昨シーズン後半の「剛腕無双」取り戻せるか
J-CASTニュース / 2024年4月29日 19時18分
-
阪神でもオリでも戦力外…よぎった現役引退 崖っぷちの29歳が目指す“3度目の正直”
Full-Count / 2024年4月29日 7時10分
-
広島・ドラ1常広 5月6日にも2軍で実戦デビュー 初の本拠地でシート打撃登板は圧巻打者8人5K
スポニチアネックス / 2024年4月27日 5時47分
-
ドジャース大谷翔平10月ワールドシリーズで二刀流復活!
日刊大衆 / 2024年4月20日 20時30分
ランキング
-
1映画「もののけ姫」の映えスポットで撮影した女性の投稿に大反響! 「言われなくても生きそう」「無敵感がすごい」
よろず~ニュース / 2024年5月2日 15時0分
-
2深夜の通話中、突然寝てしまった! 実は意外な「寝落ち」のしくみ
オールアバウト / 2024年5月3日 20時45分
-
3暗い場所で物がよく見えない…もしかして“鳥目”? 原因&対策を眼科医に聞いてみた
オトナンサー / 2024年5月3日 20時10分
-
4スターバックス、8日から“人気フラペチーノ”が復活 「絶対に買いに行く」と意気込む声が続出
Sirabee / 2024年5月3日 4時0分
-
5コンビニは「前向き駐車」すべき? なぜ「バック駐車」は推奨されない? “納得の理由”と守らなかった際の「悪影響」とは
くるまのニュース / 2024年5月2日 17時10分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください