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2浪「東大文1」30年前に地方から目指した彼の奮闘 東大試験でまさかの事態、どう挽回したのか

東洋経済オンライン / 2024年6月2日 7時0分

1987年に入った東大を、1991年にストレートで卒業した田中さんは、某上場企業に入り、現在もその会社で勤務しています。

浪人時代に得た「文章を最後まで読む」という教訓は、社会人になってからも「人の言うことは最後まで聞く」という形で生きているそうです。

「浪人期間の受験勉強でやった正誤判定をする作業は、今でも他社の嘘を見抜くという作業につながっていると思います。浪人生は、ぬくぬくと、のほほんと生きていると思われているかもしれませんが、私にとっては1つの社会勉強の場所でした。世間から離れた浪人という立場だからこそ、世間をしっかり見れるんです。浪人は社会の一部。全然恥ずかしいことではないので、胸を張って生きていいと思います」

今でも東大の地理の過去問を解いたり、新たに物理の参考書を買うなどして、勉強を続けている田中さんの人生からは、不注意が招いた失敗さえもプラスに変えて、自分の人生に生かすことができるのだということを学ばせていただきました。

田中さんの浪人生活の教訓:大きな失敗をした後は、注意深く生きることができるようになる

濱井 正吾:教育系ライター

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