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ホンダ新型EV「N-VAN e:」を見た現オーナーの本音 ガソリン車から乗り換えるメリットを考える

東洋経済オンライン / 2024年6月30日 8時50分

ホンダ新型軽商用EV「N-VAN e:」のエンブレム(写真:三木宏章)

本田技研工業(以下、ホンダ)が、2024年10月10日に発売することを発表した軽商用EVの新型「N-VAN e:(エヌバン イー)」は、以前から気になっていたモデルだ。なぜなら、筆者はベースとなったガソリン車の「N-VAN」を愛用しているからだ。

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商用からレジャー用途まで、幅広いニーズに対応する軽商用バンとして、2018年に登場したN-VAN。新型のN-VAN e:は、フラットで低いフロアや高い天井がもたらす大容量の荷室空間、助手席側のセンターピラーをなくした大開口部など、元来の主な特徴を継承。よりスムーズで静かな走りや給電機能など、EVならではの価値を付加したことが特徴だという。

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商用以外でも使える「e: FUN」に注目

筆者の所有する2021年式は、趣味やレジャーシーンにもなじむスタイルの「+STYLE FUN(プラス・スタイルファン)」というタイプなのだが、新型N-VAN e:にも同様のグレード「e: FUN」を設定していることも注目点。ガソリン車と比べて、どんな進化や機能が加わったのか気になるところだ。

そこで今回は、ホンダが2024年6月13日に実施した報道向け発表取材会に参加。主に、EV版FUNグレードのe: FUNについて、エコなだけでなく、仕事のクルマや休日のお供として「頼れる相棒」なのかをチェック。ガソリン車から乗り換えしたくなるほど魅力的なのかも含め、実際に実車を見た感想や、愛車と比較した印象などをお届けしよう。

ホンダの軽自動車でもっとも売れ筋の「N-BOX(エヌボックス)」を擁する「N」シリーズに属するバンタイプの軽自動車がN-VANだ。前述のとおり、2018年に登場したこのモデルは、通常は後席や荷室下にある燃料タンクを前席下へ配置する独自技術「センタータンクレイアウト」を採用。これにより、室内の低床化を図るとともに、1945~1960mmもの全高がもたらす高い天井と相まって、軽商用バンとしてはトップクラスの広い荷室空間を実現している。

また、後席シートだけでなく、助手席側シートにもダイブダウン機構を採用。3席ともに、背もたれを前に倒し、シート自体をフロアに収納する機能を持つことで、ほかの軽商用バンにはない、フラットで広々とした荷室を作り出すことも可能だ。

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