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ホンダ新型「フリード」乗ってわかる安心感の秘密 エアーとクロスターで走りに違いはあるのか?

東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分

乗車定員/シートは、フリード エアーが2列目キャプテンシート(2名乗車シート)の6人乗り仕様のみを設定。EXには今回乗った6人乗りに加え、2列目をベンチシート(3名乗車シート)にした7人乗り仕様も用意する。また、駆動方式は、ガソリン車とe:HEVのEXグレード7人乗り仕様はFFのみの設定、そのほかはFF車と4WD車を揃えている。

エクステリアデザイン/ボディサイズ

フリード エアーの外観は、ミドルサイズミニバン「ステップワゴン」の6代目(2022年5月発売)に新設定した「ステップワゴン エアー」を彷彿させる。とくに、スッキリした印象のフロントフェイスは、兄弟車と呼べるほどイメージが似ている。また、リアビューも、どっしり感のある台形デザインに変貌。どこか丸味のある先代モデルと比べて、よりミニバン的なイメージを演出している。

なお、新型のボディは、全長4310mm×全幅1695~1720mm×全高1755(FF車)~1780mm(4WD車)、ホイールベース2740mm。新型は、とくにハイブリッド車を1モーター式から2モーター式のe:HEVに変更したことで、パワートレインが大型化。そのため、全長を45mm伸ばして対応している。ただし、そのぶん2列目シートの足元スペースは+30mmほど拡張。1列目シートの背面構造の改良と相まって、より余裕ある2列目空間を作り出している。

ちなみに、フリード エアーの6人乗りEXグレードには、後席用のリアクーラーや本革巻きステアリングホイール、EX専用の15インチアルミホイールなどを標準装備。また、運転席/助手席シートバック上部にはUSBチャージャー(Type-C)も備える。こうしたベースグレードにない数々の装備により、さらに快適で利便性の高い機能を持つ。

エアーEXの運転席まわり

運転席や助手席には、新採用の「ボディースタビライジングシート」を装備している。人の骨格を研究して開発したというこのシートは、長時間座っても疲れにくい構造を持つことが特徴だ。実際に座ってみると、背中やお尻をシートがしっかりと支えている感じ。また、座面や背もたれは、硬すぎず、軟らかすぎない適度な弾力を持ち、とても快適だ。とくに筆者のような腰痛持ちの場合、シートの形状や硬さはかなり気になる点。おそらく、新型のシートは、ロングドライブなどでも疲れにくく、腰痛にもなりにくいことが期待できる。

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