1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

味坊「800円モーニング」にふと申し訳なくなる朝 コスパ良好…どころか、良すぎて経営が心配に?

東洋経済オンライン / 2024年8月24日 8時0分

これだけでもかなり安いように感じるのですが、いずれのセットにも、お粥、豆乳、サラダ、漬物の食べ放題サービスがついています。

日本向けにアレンジした中華料理ではなく、本場の味をそのままに届けてくれるお店なので、本場中華のモーニングを堪能できます。店内装飾はそっけないのですが、それが庶民的なムードを醸し出し、肩肘張らずに気軽に利用できるのも嬉しい。

モーニングの提供時間は開店の朝7時から10時まで。ラストオーダーは9時30分で、10時になると11時スタートのランチ営業の準備に入るため、退店する必要があります。

本格中華の朝粥と揚げパンに点心つき! 大ボリュームの中華モーニング800円

今回ご紹介するのは税込800円のCセットです。

フランスパンのような特大サイズの揚げパンを中心に、せいろには肉焼売とえび蒸し餃子。雲呑スープに、目玉焼き。小皿には釜焼き鴨とチャーシュー、ソーセージが載っています。

何がすごいって揚げパンは揚げたて、点心は蒸したて、雲呑スープは具沢山、肉の小皿は「なんでこんな小さいお皿にぎゅうぎゅうに入れたの?」っていうぐらいぎっしり。そこに追い討ちで半熟の目玉焼き。

「これが800円!? 安いなぁ」と感心しきりのボリュームですが、さらにここに厨房前に並んだ中華粥と豆乳、お漬物とサラダがセルフサービスで食べ放題なのです。

「香福味坊」は、テーブル席から厨房が見えるのですが、料理人のお兄さんが揚げパンの白くて長いタネを、ビヨーンと伸ばしてクルっと二つ折りにしているところも丸見えです。

「めちゃくちゃ大きいけど、油で揚げたら小さくなるのかな?」という予想に反して、30cm定規ぐらいありそうな、特大サイズの揚げパンがやってきました。さっき目の前で揚がったばかりなので、アツアツのサクサクで、中はふわふわです。

味はほんのり甘く、このまま食べてももちろんおいしいのですが、ちょっと物足りない感じ。これをお砂糖を溶かして甘くした豆乳にジャボっと沈めてしゅませて食べたり、目玉焼きの黄身とからめて食べたり。そうすれば、一気に満足感もアップです。お茶漬けのあられの如く、とろとろのお粥にトッピングすれば、サクフワ食感が加わります。

食べる前は「こんなに大きくて食べ切れるかな?」「油で揚げてるから胸焼けするかな?」と思ったのですが杞憂でした。どのおかずとも食い合わせがよく、軽い食感でどんどん食べ進めることができ、あっという間に食べ終わってしまいました。

日本のお粥と違う?本場の中華粥を秋葉原で食す

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください