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英チャールズ国王の元側近が語る「紳士の教養」 名門ラグビースクールの日本校を創設した背景

東洋経済オンライン / 2024年8月28日 14時0分

インターナショナルスクールというのは、単に英語をツールとして教える語学学校ではなく、古今東西の人類と世界の知にアクセスする言語能力とマインドセット=OSを身につけてもらう学び場であると考えています。

そのためには、自分のアイデンティティがしっかり根ざすことを前提としているので、人格形成がなされる中等教育までは、先ほども申し上げましたが、自分自身と家族のルーツのある土地・場所(例えば日本)に暮らすことも重要だと考えています。

堀内:最後に、フェイフェイが考える「教養とは何か」について、あらためて自身の考えを聞かせていただけますか。

フェイフェイ:先に「教養は自由のための土壌」だと述べましたが、私自身が英国の王室時代に得た経験から、教養とはビジネスで成果を上げるためや他者に勝つために知識を習得することではなく、自分自身の発想や世界を広げてくれるもの、自分の中にグラビティをつくるために必要なもの。これこそが教養ではないかと考えます。

(後編につづく)

フェイフェイ フウ:CEAグループ代表、Rugby School Japan 創設者

堀内 勉:多摩大学大学院教授 多摩大学サステナビリティ経営研究所所長 

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