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「東出昌大の再婚」叩きまくる人への強烈な違和感 "失敗した人"はいつまで叩かれ続けるのか

東洋経済オンライン / 2024年8月30日 14時30分

有名人に限らず「失敗したらLINEグループなどで叩かれる」という恐れから、進学・就職や恋愛・結婚などで「一歩を踏み出せない」「挑戦しない」という結論に至りやすい世の中になっています。

中でも東出さんのケースは「人目にさらされ、批判を受けやすい有名人は失敗が際立つ」という最たるところですが、決して一般人に無関係な話ではないでしょう。「失敗してもやり直せばいい」「やり直そうとする人に優しくできなくても厳しい声を浴びせない」というムードをどう作っていくのか。

もし匿名で無責任な発言が飛び交うネット上を変えることが難しいとしても、自分が属する家庭、学校、会社、友人グループ、サークルなどの各コミュニティでその認識を共有していきたいところです。

では、東出さんがどんな報告をしていたら叩かれなかったのか。

おそらくどんな言い方をしても強引に叩くポイントを見つける人がいるため、批判を完全になくすことは難しいでしょう。しかし、3月や5月の発言に対する釈明や、杏さんや子どもたちに対するコメントがあれば多少批判はやわらいだかもしれません。

東出さんはここでも、そのとき、感じたことを率直に語っていました。「後輩として現場で知り合って、おつき合いをはじめたのは今年に入ってから」「この土地で子どもを育てられることが楽しみ」などと新妻や子どもに対する現在の思いを率直に語りましたが、これ自体はさほど問題があるとは思えません。

ただ、今回は自らのYouTubeチャンネルとは言え、「『語りすぎてしまった』ことが叩きたい人にとってのガソリンになった」という感があります。

「語りすぎてしまう」ゆえの批判

今回の「ご報告」というYouTube動画は20分超に及びました。

その中には、「犬も人もすべてご縁ってどうなるかわかんないし、3年前は想像もしなかったけど、でも(知人からご祝儀をもらったあと、新妻と愛犬がそばで寝ている姿を見た)その瞬間、『俺めっちゃ幸せだな』って思って」などのいわゆる“のろけ話”もありました。

さらに、「『幸せのあとは不幸せ』とか、『幸と不幸は鎖のように』とか言うけど、そんな先の不安なこと言ってもしょうがないから。とにかく今は楽しめることを全力で楽しんで、お仕事いただけたらめっちゃ仕事して」「悩みはない、(って言うと)ちょっとバカみたい。あれ? 悩みって何だっけ。考えてもしょうがないことを考え続けると悩みになっちまいます」などと自身の価値観を語っていました。

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