「東出昌大の再婚」叩きまくる人への強烈な違和感 "失敗した人"はいつまで叩かれ続けるのか
東洋経済オンライン / 2024年8月30日 14時30分
また、かつて何度か取材した者として東出さんの人柄に触れるうえで欠かせないのが、日本文化への興味関心。剣道の有段者であるほか、歴史、将棋、落語などを好み、とことん掘り下げる人柄で知られていました。
背景や奥の深さを楽しみながら学ぼうとする姿勢を持ち、だからこそ業界内では「インタビュアーの話をしっかり聴いたうえで、相手がわかるようにかみ砕いた言葉で話せる」という評判があったのです。
ただ、意地悪な記者の中には「ものを語れる深さもあって、相手と向き合えるいい人なんて、できすぎではないか」という疑いの目を向ける人もいたように、外見と経歴以外でも叩かれやすいところがあるのかもしれません。
以前よりメディア出演こそ減ったものの、YouTube動画などで語るシーンが見られるようになったためか、この「できすぎ」という指摘はいまだに残っています。山中での狩猟生活や地元住民とのやり取りも「どこか嘘くさい」。
さらに、山中にこもる一方で俳優という表に出る活動を続けていることを矛盾とみなして攻撃する人もいます。この「できすぎ」「嘘くさい」という見方は、東出さん本人の人柄がベースになっているため、「時間をかけて生き様を見せ続けることでしか変えられない」のではないでしょうか。
俳優・東出昌大の演技は下手なのか
そしてもう1つふれておきたいのが、俳優業についての評価。これまで東出さんの演技を「セリフを棒読み」「表情の変化がない」などと批判する人がいて、これも叩かれる材料となっていました。
しかし、映画・ドラマなど現場での評価は決して低くありません。佇まいの美しさや存在感、耳に残る特徴的な声などに加えて、「不倫騒動以降、叩かれてきたことで俳優として面白い存在になった」とみる作り手は少なくないのです。
たとえば、過酷な経験をしたがゆえの複雑な感情が表現できる。あるいは、山中で猟師をしているがゆえの殺気や達観などが役に反映されるなど、むしろ「東出さんに演じてもらいたい」という役が増えているのかもしれません。
また、前述した「セリフを棒読み」という指摘は、草彅剛さん、松田龍平さん、西島秀俊さん、藤原竜也さんら演技がうまいと言われる先輩俳優たちも言われてきたこと。東出さんもこれらの名優も、セリフというより佇まいや存在そのもので見せるタイプだけに致命的とは言えないでしょう。
最後にあらためて「再婚」のニュースに戻ると、ネットメディアの食いつきは今年トップクラスだった感があります。実際、27日にYahoo!ニュースで報じられただけでも50本超があり、複数の記事をアップしているネットメディアも少なくありませんでした。
この記事に関連するニュース
-
東出昌大、“杏に似ている”妊娠8か月の新夫人とのラブラブぶりをバラエティ披露もネット総スカン
週刊女性PRIME / 2025年1月2日 10時0分
-
西武・源田壮亮が不倫報道で発した、元乃木坂・正妻のプライド傷つける「言ってはいけない言葉」
週刊女性PRIME / 2024年12月26日 18時30分
-
東出昌大、ABEMAで夫婦そろって初のメディア出演 草津への新婚旅行でプライベート秘話を赤裸々トーク
ORICON NEWS / 2024年12月25日 18時52分
-
「元夫の親友の子どもを出産」の古閑美保、不倫・略奪疑惑もアラフォー女性が見習うべき“貪欲さ”
週刊女性PRIME / 2024年12月22日 7時0分
-
「浮気は魂の殺人であるということは痛感した」再婚した東出昌大が抱える不完全さと圧倒的な嘘のなさ【2024 35歳のリアル記事 3位】
集英社オンライン / 2024年12月20日 11時0分
ランキング
-
1芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
2急増する大手黒字企業リストラのシビアな背景…2024年「早期・希望退職」1万人超え、前年比3倍に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
3高齢者は「体重」が重要…標準を下回ると死亡リスクが急上昇
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
4「室内寒暖差がつらい…」その要因と対策が明らかに! - 三菱電機が紹介
マイナビニュース / 2025年1月14日 16時10分
-
5感染症の家庭内感染を防ぐために…温度と湿度、入浴、食事はどうしたらいいのか?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください