横浜駅の「伊勢丹フードコート」で板前寿司の幸福 大迷宮の地下には、こんなオアシスがあった!
東洋経済オンライン / 2024年9月1日 13時0分
もともとはスシローやリンガーハットといった定番中の定番である人気チェーンも営業していたらしいが、現在はサラダボウルにワインショップ、ビストロに創作料理の店などが入居している。ラーメン店もあるが、単なるラーメンではなく「発酵ラーメン」を打ち出す店舗である点には舌を巻く。
店舗ラインナップだけでなく、空間設計も、横浜らしいというか、さすが伊勢丹というべきか、なかなか洒落ている。やや暗めの黒基調なシックなスペースに、暇つぶし用の雑誌などがあり、どこか遠出する際のちょっとした時間を優雅に過ごす、みたいな感じで楽しめそうだ。
ちょっと見て回ると、アルコールを楽しんでいる人がそこそこいることに気付く。そう、このフードコートはアルコールやつまみが充実しているのである。座席にも、チョイ飲みを促すメニューが置いてあった。
食事としてガッツリ食べるメニュー以外に、各店舗がちょっとしたつまみメニューをそろえている。さらに、前述した通りワインショップもあるし、アメリカのクラフトビールを販売している店で買ったものも持ち込めるため、0次会や気の置けない仲間との「即席勝手居酒屋」、仕事帰りの「にせんべろ」としても楽しめそうだ。
何よりこの日は連休の中日、夕方ということもあり、浮かれた雰囲気にフードコート全体が包まれている。ちょっとその雰囲気のお相伴にあずかろう。
まずはビールを……といきたいところだが、一応仕事で来ているので、ノンアルコールを。暑い日にはスパイスも欲しくなる。「バンゲラズ スパイスビストロ&カフェ」で、おつまみとしてタンドリーチキンも1ピース注文した。
完全に居酒屋気分で再度店舗を見て回ると、大盛況なのが「立食い寿司 根室花まる」だ。すぐそこにフードコートの席があるにもかかわらず、多くの人が立ち食いに行列している。それを尻目に、3貫セットを注文。すぐさま板前さんが握ってくれた。お茶がついてくるのもありがたい。
あっという間に、そんじょそこらのフードコートでは味わえない、チョイ飲みセットが爆誕した。気分としては、仕事帰りに自分へのご褒美、あるいは久しぶりに集まる仲間たちとの飲み会前の、0次会――といったところだろうか。食後の一服に「COFFEE STYLE UCC」でアイスコーヒーも注文しておく。
腹ごなしのはずが、大迷宮にしてやられる
鉄板で焼かれたタンドリーチキンが冷めないうちに――と焦ってしまい、せっかくのビール(ノンアルコール)を注ぐのに失敗。泡たっぷりになってしまった。
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