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「同窓会でマウンティングする人」の賢いかわし方 「スネ夫」に対する「のび太」の反応を反面教師に

東洋経済オンライン / 2024年9月13日 17時30分

マウンティングする人は、話を聞いてくれそうな人にしか近寄らない(写真:GrandJete/PIXTA)

「自己中心的な人」にうんざり、「気分屋さん」に振り回される……。あなたの周囲にも、こんな「めんどい人」はいませんか?

「人の顔色ばかりうかがっていたら、自分がしんどいわ」と語る精神科医Tomy氏は、こうした「めんどい人」に悩まされる人は、「どうにかしよう」と考えすぎることで、むしろ深い悩みを抱えることになるといいます。実は人づきあいが苦手だという同氏が提唱する「マウンティング」撃退法とは。

※本稿は、精神科医Tomy氏の著書『精神科医Tomyの人づきあいはテキトーでいいのよ 無理せず「めんどい人」をかわすコツ』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

「マウンティング」の目的は、自尊心を満たすこと

マウンティングする人への対策は、「関わらない、反応をしない、気にしない」の3つが有効よ。それぞれ具体的に見ていきましょうね。

【イラスト】同窓会でマウンティングを取ってくる「めんどい人」

関わらなければモヤモヤすることもないわ

マウンティングする人は、いつでもマウンティングするものよ。おそらくあまり自覚していないのよね。この人と関わっても有益な情報はまず得られないと思っていいわ。

マウンティングする人にとって、他人とのコミュニケーションは、自尊心を満たすために行うもの。だから、いつも同じ話(しかも自慢話)になるの。どうしても関わらざるを得ない場合以外は、関わらなくていいわ。普段から近寄らないようにしましょう。

※外部配信先ではイラストを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

反応をしなければ相手からノーサンキューよ

マウンティングする人は、話を聞いてくれそうな人にしか近寄らないわ。なので、建前でも「すごいですね」などと、話に興味があるような反応はしないこと。

『ドラえもん』に出てくる「スネ夫」がいい例かもしれないわね。スネ夫の話がたいてい自慢話なのは、周りに聞いてくれる人がいるからよ。うらやましそうに話を聞くのび太の反応が、マウンティングするスネ夫が喜ぶ「報酬」になるの。一方で、うらやましそうにしてくれない人は、そもそもスネ夫の聴衆にはならないし、マウンティングもされないでしょう?

反応のない人に言っても、マウンティングしたい人は自尊心が満たされないわよね。それどころか、冷たい反応をされて傷つくかもしれないわ。だから、あまり反応しないだけでも、アナタの前では言わなくなるはず。

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