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SNSの登場はZ世代の学生生活をいかに変えたのか 広がるチャンスと強まる同調圧力の同時性

東洋経済オンライン / 2024年9月26日 8時0分

ただ、カギしているのであれば、インスタはやっています。と言っても、インスタを始めたのも去年の9月からで、友だちから「なんで写真が趣味なのに君はインスタをやってないの?」って言われて始めたんですけど(笑)。

だから私は、リアルの交友関係とインスタの交友関係はほとんど同じもので、知らない人と繋がるために使うというよりは、むしろ、ストーリーでみんなの近況がわかるから、リアルの交友関係を助けるものとしてインスタを使っているところはありますね。小学校高学年とか中学生の最初くらいまでは、LINEでもタイムライン機能が動いていたんですけど、今は誰も使っていないので、LINEだけでは近況がほとんどわからなくなりました。

菊池:僕の場合は、インスタは友だちと繋がるためにも使ってなくて、通っているジムの会館情報がインスタに上がるので、それを確認するときだけに使っています。Xもやってはいますが、リアルの友だちとは繋がってないです。そもそも僕が、友だちが今何をやっているかに興味がなくて、直接会ったときに話せばいいやと思っているからですね。

手段としてSNSを使いこなしている

舟津:なるほど。そういう意味では、みなさんSNSを手段として使いこなしていますね。

中村:たしかに、そうかもしれません。僕はさっき、必要性がないからSNSを使っていないって言いましたけど、目的があったら使いますね。SNSって複数のアカウントを作れるので、それぞれの目的に沿ってアカウントを使い分けることができます。かくいう私も、就活のときは就活アカを作っていました。SNS使っていないって言いましたけど、全然嘘でした(笑)。

就活の情報って、自分の周りだけでは集められないんで、就活中は毎日Xを見ていましたね。目的があれば、普段使わない僕でもやるんだなという気付きがありました。

菊池:それで言うと、全然収益化はしてないんですけど、僕はYouTubeを手段としてやっているところはあります。きっかけは、とあるYouTuberグループの裏方的なお仕事を業務委託でやることがあって、そのときにYouTubeに関して自分でもいろいろ検証するためにゲーム配信なんかをやったりしていました。その時に、見てくれた方がXでフォローをしてくれることがあるので、ますますゲーム関連の情報がXで入手できるようになったり、「今から配信します」というのを告知するためにXを活用していました。

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