「フロンクス」対「WR-V」インド生産SUV徹底比較 手頃な価格設定と扱いやすいサイズ感が魅力的
東洋経済オンライン / 2024年11月9日 9時20分
人気のコンパクトSUV市場にスズキが投入した新型車「フロンクス」。2024年10月16日に発売されたこのモデルは、インドで生産する輸入車で、スタイリッシュなクーペ的な外観を持つことが特徴だ。一方、同じインド生産のコンパクトSUVでは、ホンダが2024年3月22日に国内導入した「WR-V」もあり、比較的リーズナブルな価格と、SUVらしいタフな外観などで好評を博している。
【写真で見る】新型コンパクトSUV、スズキ「フロンクス」とホンダ「WR-V」の違いを比較。内外装デザインや室内・荷室の広さをチェックする(99枚)
ここでは、まさにバチバチのライバル関係となりそうな2モデルについて、商品性や装備の違いなどを比較することで、それぞれの個性やどんなユーザーに最適なのかなどを探ってみる。
【写真】新型コンパクトSUV、スズキ「フロンクス」とホンダ「WR-V」の違いを比較。内外装デザインや室内・荷室の広さをチェックする(99枚)
2モデルの概要・ラインアップ
インドで生産する世界戦略車の日本仕様、幅広いユーザーが運転しやすいコンパクトなSUVタイプ、1.5Lエンジンを搭載するなど、共通点も多いフロンクスとWR-V。だが外観は、フロンクスが流麗で都会的なクーペ風のシルエット、WR-Vはオフロード4WD車のようなタフで分厚いボディを持つといった違いがある。
両モデルの車体サイズは、フロンクスが全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm。一方のWR-Vは全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mmとなる。全体的にWR-Vのほうが、やや大柄で、スクエアな車体も相まって、フロンクスと比べるとひとクラス上の車格に感じられる。
一方、フロンクスは、個性的なフロントマスクを持ち、とくに灯火系のデザインが大きな特徴だ。ボンネットすぐ下の左右に細目のLEDデイタイムランニングランプ、そのさらに下のバンパー部左右にハイ/ロービームの2段式ヘッドランプを装備。これらの組み合わせにより、強い押し出し感などを演出する。WR-Vも、大型フロントグリルのデザインなどにより、フロントのデザインは特徴的。もちろん、好みはわかれるだろうが、顔付きのインパクト感でいえば、両モデルはほぼ互角ではないかと思われる。
なお、両モデルのラインナップだが、フロンクスは1.5Lエンジン+モーターのハイブリッド車になり、発進時などにエンジンのパワーを電動モーターがアシストするマイルドハイブリッドシステムを採用している。トランスミッションは6速AT(オートマチック・トランスミッション)で、駆動方式は2WD(FF)と4WDを設定。価格(税込み)は2WDが254万1000円、4WDが273万9000円になる。
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