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若者に人気「有線イヤホン」は大人も使うべき逸品 単に「平成をイメージさせるアイテム」ではない

東洋経済オンライン / 2025年1月10日 12時30分

スマートフォンのトレンドとして薄型化が重視されているいま、イヤホン端子を持たないスマートフォンが増えてきている。iPhoneにいたっては、2016年式のiPhone 7以降はイヤホン端子を省いており、Androidも高級モデルは総じてあの丸い穴がない。

変換ケーブルや外付けDACを使うことで対処できるものの、ケーブルの途中に硬いパーツが入っていると、ケーブルを画面に巻き付けにくい。扱いづらいのだ。

でもあらかじめUSB Type-Cのコネクターを搭載する有線イヤホンを使えば問題ない。お勧めの製品をいくつか紹介しよう。

あの「EarPods」がType-Cに対応

iPhone 14までのモデルや、iPodを使っていた方にはおなじみの、アップル製有線イヤホンの「EarPods」。耳穴を塞ぐタイプではないためにわずかな音漏れはあるが体への負担は控えめ、マイク品質も高かったモデルのUSB Type-Cタイプが発売されている。

公式サイトにはiPhoneシリーズ、iPadシリーズ、Macシリーズに対応していると記されているが、筆者が試した限りはAndroidスマートフォンやタブレット、Windows PCでも使用できた。

オーディオ機器は黒が中心で、カラバリも赤や青など濃い目の色が多く、2001年にiPodが出たときは、白色が“派手”だといわれていた。しかし、その見栄えのよい白色は音楽好きにとって憧れの色ともなった。EarPodsの白色も同様に、派手と思う人がいるかもしれない。しかし世界中の音楽好きを虜にしたアップル製の伝統あるイヤホンであることを享受できる人であれば、買いだ。

音の輪郭が明瞭で聴きやすい「AIM C」

いい音質の有線イヤホンが欲しいという願いをリーズナブルにかなえてくれるのが、AZLAの「AIM C」だ。ゲーム用として使ったときに、効果音の種類や音が鳴っている方向を認識しやすいように、明瞭感重視のサウンドチューニングとなっているが、音楽リスニング用として使っても満足できる。

Apple Musicのロスレスオーディオなど、ハイレゾ音源と呼ばれる高音質なサウンドも、キリッとした印象をそのままに鳴らしてくれる性能を持ち、YouTubeやNetflixの動画を見る際も、鳴っている音がすべてハッキリクッキリと聴こえてくる。

そして声の鳴らし方もいい。話している人の滑舌がよくなったようにも感じる。Zoomなどのオンラインミーティングや、外国語勉強用のアプリなどでも積極的に使いたくなる。

ノイキャンも使える「ATH-CKS330NC」

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