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「感謝の気持ち」が足りない人に欠けている視点 人生を変える「感謝の3つのステージ」

東洋経済オンライン / 2025年1月10日 14時0分

今度はスラスラと浮かんだのではないでしょうか。

「こんなにありがとうの対象があったんだ!」

そう気づかされますよね。私たちにとって、有り難い日常がいかに当たり前になってしまっているか、実感できるはずです。

感謝が⽇常から少ない⼈と多い⼈では、どちらのほうが幸せと⾔えますか?

それはシンプルに、多いほうが幸せなはずです。外側からやってくる物事にフォーカスするのではなく、「当たり前になっているもの」「すでにあるもの」にフォーカスすると、感謝が⽇常に溢れてきます。

外側からの“良かったこと”に関係なく感謝できるのです。幸せな⼈⽣は、追い求めるものではなくて、今、この瞬間から、気づくものです。

⽇常から当たり前のことに感謝が湧いてくるようになると、⼀杯のコーヒーを飲むだけでも、「美味しいコーヒーをすぐに飲めて、味わえて、有り難いな〜」と涙が出てくることもあります。これこそが、⼼からの感謝の状態です。

本来、感謝はするものではなくて、⼼から込み上げてくるものです。それが常にできる状態、感謝脳を目指しましょう。

感謝の3つのステージ

感謝脳に辿り着くまで、感謝には次の3つのステージがあります。

第1ステージ:「親切への感謝」のステージ
第2ステージ:「日常への感謝」のステージ
第3ステージ:「逆境への感謝」のステージ

それぞれのステージによって「ありがとう」の形態が変わっていき、ランクアップしていきます。第3の「逆境への感謝」のステージが、「感謝脳」に変わった状態です。

1 親切への感謝(何かしてもらったら、ありがとう)

第1ステージは、親切を受けたり、良いことがあったら感謝する状態です。「自分の外側から来るものへの感謝」と言い換えることもできるでしょう。

ここは、感謝のステージとしては出発点。「何か良いことが起こらないと感謝できない」とも言えるからです。「何かしてもらったら、ありがとう」という「瞬間の感謝」の段階でもあります。

このステージで大切なのは、なんといっても感謝をハッキリ口に出して伝えること。「感謝していたつもりだった」では、相手に伝わっていないことがほとんどです。まず、ここができなければ、人が離れていってしまいます。人の親切をしっかり感じ、きちんと「ありがとう」を伝えて第1ステージクリアです。

当たり前の日常に感謝すること

2 日常への感謝(当たり前のことに、ありがとう)

ここから先が、幸せに生きている人のステージです。

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