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中居正広と松本人志に共通する"不信感"の正体 説明をせず、仕事復帰を宣言できる一体なぜ?

東洋経済オンライン / 2025年1月10日 18時30分

女性スキャンダルが報じられている中居正広さんと松本人志さん。2人に共通する「不信感」の正体とは?(写真:時事)

中居正広さんが、女性スキャンダルと約9000万円の解決金支払い報道をめぐり、謝罪する声明文を発表した。トラブルの存在を認めつつ、暴力については否定し、芸能活動を継続する方針を示した。

【画像6枚】9000万円もの示談金…一体、女性に何をした? 中居正広、公式サイトで"声明"を公開

SNS上では、ちょうど1年前の年末年始に女性スキャンダルが報じられた「ダウンタウン」松本人志さんを絡めた反応も多々見られる。

ネットメディア編集者である筆者の視点から、両者に共通するネットユーザーの嫌悪感と、その背景にある「オールドメディア」への疑念について考えたい。

CM削除、出演番組は放送休止へ

一連の報道の発端となったのは、2024年12月19日発売の「女性セブン」だ。ここでは中居さんが、なんらかのトラブルにより、9000万円にのぼる「解決金」を支払ったと報じられていた。

【画像6枚】9000万円もの示談金…一体、女性に何をした? 中居正広、公式サイトで"声明"を公開

そして12月25日には、「週刊文春」電子版が「中居正広9000万円SEXスキャンダルの全貌 X子さんは取材に『今でも許せない』と…」と題した記事を公開。

「20代の芸能関係者X子さん」が、中居さんとフジテレビの編成幹部らによる会食を行うことになったが、編成幹部が欠席し、その場で中居さんが性的行為を行ったとの経緯を伝えた。

これらの記事によると、中居さん側はトラブルの存在を認めている。そして中居さんは12月27日、有料会員向けに謝罪文を掲載し、「今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」とコメントした。

またフジテレビは同日、「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません」などと声明を出した。

そのまま2024年中は、それほど変化が見られなかったが、年明けから動きが。ソフトバンクやタイミーのCMが削除され、「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)の出演カットをはじめ、冠番組である「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)、「中居正広の土曜日な会」(テレビ朝日系)、「中居正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送)、「だれかtoなかい」(フジテレビ系)の放送休止も決まった。

「今後の芸能活動についても支障なく」

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