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「ジミー・ペイジ」になりきり続けた彼の凄い半生 本人とも対面が実現!ジミー桜井の生き方

東洋経済オンライン / 2025年1月11日 9時10分

『MR.JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』は新宿シネマカリテほかにて全国順次公開中©One Two Three Films

ジミー・ペイジのすべてを再現する日本人

1970年代を中心に数々の伝説を打ち立てたバンド、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジのすべてを再現することをライフワークとしてきた日本人ギタリストがいる。彼の名はジミー桜井。

【写真】憧れだったジミー・ペイジともついに対面したジミー桜井

ギタープレイはもちろんのこと、アクション、衣装、機材、そのすべてを完璧に再現し"リバイバル"するのが彼のスタイル。

レッド・ツェッペリンというバンドは、同じ曲でもライブごとにまったく異なるアレンジ、フレーズを奏でているが、ジミー桜井は膨大な海賊版音源を頼りに、その日ごとのフレーズ、そしてその瞬間のステージに宿るケミストリーまでをも完璧に再現させてしまう。

その情熱はレッド・ツェッペリンに出会った高校時代から、サラリーマン時代、そしてミュージシャンとして渡米した後も一貫して変わらなかった。

彼の活動はいつしかジミー・ペイジ本人の耳に入り、来日時に桜井のライブにお忍びで訪れ、大絶賛。正式に"公認"してしまうという"奇跡"を起こす。そこから彼の人生は一変。アメリカに渡り、本場のトリビュートバンドに加入、怒涛のライブ活動を開始した。しかしそこには言葉の壁、過酷を極めるツアー、メンバーとの軋轢が待ち構えていた――。

そんなジミー桜井の数奇な半生に密着したドキュメンタリー映画『MR.JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』が1月10日より新宿シネマカリテほかにて、全国順次公開されている。同作はジミー・ペイジ公認、全30曲にもおよぶレッド・ツェッペリンの楽曲の使用が正式に許諾されている。

そんな彼の活動を大きく支えたのはサラリーマン経験だったとジミー桜井は語る。そこで今回は本作の主人公であるジミー桜井に、ジミー・ペイジになりきることへの考え、自分の信じた道を貫き通すことへの思いを聞いた。

――このドキュメンタリー映画の監督であるピーター・マイケル・ダウドさんがジミーさんに密着することになったきっかけは?

僕がレッド・ツェッパゲインというトリビュートバンドに呼んでもらって渡米したのが2014年。それから1年くらいたったときに、日本での活動を映したYouTubeをピーターが見てくれて。興味があるということでコンタクトをとってきた。ただ彼は僕が日本にいると思っていたんですが、そのときはすでに渡米していてLAにいたので。それですぐに会うことができたというわけです。

バンド活動にはサラリーマン経験が不可欠

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