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白菜や大根は「丸ごと買って、残りは冷凍」が正解! 「多すぎて使い切れない」問題もこれでスッキリ

東洋経済オンライン / 2025年1月12日 8時0分

冬野菜の冷凍保存+解凍術を紹介します(写真:dorry/PIXTA)

冬は大根や白菜などがおいしい季節。旬を迎えているこれらの野菜ですが、丸ごと1個を買っても、多すぎて使い切れませんよね。

【写真で見る】丸ごと買って冷凍がオススメの「冬物野菜」の代表、だいこんの冷凍法

今回は、このような「でっかい」野菜をムダなく使うための冷凍術を、「冷凍食品専門家」「冷凍生活アドバイザー」として活動し、『いますぐ食べたい!冷凍食品の本』や『冷凍王子の冷凍大全』などの著書のある“冷凍王子”こと西川剛史さんが紹介します。

使い切れないからと避けていた大きな野菜も、冷凍保存できるとしたら、丸のまま購入しやすくなりますね!

大根の冷凍保存+解凍術

まずは大根から。冬の代表的な野菜である大根は、1本使い切るのがなかなか難しいです。しかし、工夫して冷凍することで多彩な料理に活用でき、バリエーションが楽しめます。

おすすめしたい冷凍の仕方は、次の3つになります。

①厚めのいちょう切り

厚さ1cmほどのいちょう切りにして、冷凍用保存袋に入れたら空気を抜いて冷凍します。このサイズだと火も通りやすく、さまざまな料理に使い勝手がよくなります。冷凍することで繊維が柔らかくなるので、鍋やスープなど煮込み料理に最適。使うときは、凍ったまま加熱調理します。

②薄めのいちょう切り(塩もみ)

大根を薄めのいちょう切りにして塩もみをし、軽く水分を絞ってから冷凍します。解凍は保存袋ごと流水で。パリパリ食感の漬物がすぐに楽しめます。漬物の素で味付けしたり、マリネ風に味付けしても、同様に冷凍できます。

③大根おろし

おろした大根は汁ごと冷凍します。水分が多いようなら軽く絞ってもOK。冷凍用保存袋に平らに広げて冷凍すれば、必要なぶんだけパキッと折って使えます。焼き魚のトッピングや鍋料理の薬味など、ちょっとだけ欲しいときに重宝!

大根の上のほうは甘みが強いので、漬物や煮物向き。下のほうは辛みが強いので、辛みを生かした大根おろしに最適です。葉がついているものは、葉も細かく刻んで塩もみして漬物として冷凍できます。②の薄めのいちょう切りに混ぜて冷凍してもいいですね。

一方、おでんに使うような分厚い輪切り状態での冷凍は、あまりおすすめできません。大きいサイズで冷凍すると、お鍋やスープに入れて煮るくらいしか使用方法がなく、使い勝手がよくありません。また、加熱にもとても時間がかかり、食べたときに食感もあまりよくないためです。

白菜の冷凍保存+解凍術

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