週6出勤「102歳の薬剤師」が毎日"必ず食べるもの" 今も現役の彼女が行う「健康ルーティン」を公開
東洋経済オンライン / 2025年1月26日 9時0分
「あの頃は私も80代で若かったから、がんばっているうちに膝は治っちゃいましたが、歩けないというのはどんなに切ないことかと身に沁みました。おトイレにも自分で行けなくなる。それが一番つらいと思いました」
最近、その左膝が再び痛み出している。医師には痛いときは鎮痛剤を飲んで湿布を貼っておきなさいと言われたが、「もうそれしかやることはないってことよね」とのんびり構える。
一日の大半を過ごす店ではもっぱら座り仕事のため、できる限り商品の出し入れや陳列は自分でやるようにしていると話す。
毎日の食事は、同居の次女が作ってくれる。40年ほど前から次女夫婦が同居して、仕事を続ける幡本さんをバックアップしている。
「献立も調理も娘なので、私は講釈だけね(笑)。日に3度の食事は必ず食べます。何よりもタンパク質をしっかり摂ることが大事。お肉もお魚も毎日ちゃんと食べます。お肉はステーキみたいな塊肉より生姜焼きのような料理が大好き。それから野菜をたっぷり、みそ汁も毎日いただいています」
幡本さんが「毎日食べているもの」
朝はパンとハム、豆類、ゆで卵などが入った野菜サラダ、自家製ヨーグルトにバナナ1/2本と季節の果物。飲み物はミルクティーだ。赤ワインに漬け込んだ干しブドウが大好物で、20~30粒ほどヨーグルトにトッピングする。
昼と夜は肉料理と魚料理のどちらかに、具沢山のみそ汁とごはん。
「傑作はみそ汁です。とにかく家にある野菜を全部入れたようなボリューム。たとえば人参、ごぼう、大根、じゃがいも、ねぎにわかめ、油揚げでしょ。小さい竹輪も入っていたりしているから、お出汁が出るのかな。これはもうみそ汁じゃないわね、おかずだわねって、娘に言っています(笑)」
幡本さんは娘夫婦と同じメニューで、違うのは量だけ。70代の娘夫婦の2/3くらいの量で、大好きな生姜焼きも1人3枚のところ、幡本さんは2枚。しかしもちろん完食である。
3度の食事に加えて、欠かせないのが午後のおやつだ。大体16時半から17時の間だが、3人とも仕事をしているので、忙しくて昼食が遅くなってしまう日は、おやつタイムも後ろにずれる。
夕食の時間は19時半から20時くらい。食べ終わったあとはゆっくりテレビを見て、21時になると「ああ大変、もうこんな時間だわ」とお風呂に入る。寝るのは23時半くらいと遅い。
「睡眠は最低でも7時間は取るようにしています。ベッドに入ったらすぐに寝られちゃう。夜中、おトイレに1回起きるようになったのは、100歳を過ぎたあたりからですね。ベッドに戻るとすぐに眠りの世界へ。ごくたまに寝つけない夜もありますが、『今は寝る時間』と自分に言い聞かせて、寝てしまいます」
ブリッジ2本、部分入れ歯2本以外は「自分の歯」
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