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平気で「お弁当」を買う人が知らない超残念な真実【再配信】 「安い市販品」に、こんな「裏側」があったとは…

東洋経済オンライン / 2025年1月31日 16時0分

「市販の弁当」がどのように作られているか、「裏側」を見ていきます(写真:SORA/PIXTA)

「食の裏側」を明かし70万部を突破する大ベストセラーになった『食品の裏側』の著者、安部司氏が開発したレシピ集『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』。

『食品の裏側』発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、安部氏が自ら15年かけて開発した膨大なレシピノートの中から、「簡単に時短に作れるレシピ」を厳選した1冊だ。

いまなお食品添加物の現状や食生活の危機をメディア等で訴え続けている安部氏が、「平気で『市販のお弁当』を買う人が知らない超残念な真実」について語る。

【この記事は2022年10月に公開した記事の再配信です】

【写真】安部氏が開発した「魔法の調味料」で簡単につくれる絶品おにぎり8種

食事をつくれないとき、出かけるときなど、「市販の弁当」は非常にありがたい存在です。

ご飯とおかずが詰め合わされているから、これ1つで食事が完結するし、家族で食べる場合も、それぞれが好みのものを選ぶことができます。

みなさんも一度ぐらいは利用されたことがあるのではないでしょうか。なかには日常的に食べているという人も少なくないでしょう。

しかしみなさん、「市販の弁当」がどのように作られているか、その「裏側」をご存じでしょうか。

今回はいわゆる「仕出し弁当」「持ち帰り弁当」のつくられ方を見ていきたいと思います。

つくられ方といっても、もちろん業者によって違いがあります。

家庭でつくるのと同じように手作りしたり、添加物をほぼ使わずにマジメにつくっている業者も存在します。ただ、残念ながら少数です。

あるいはメインの惣菜だけ自前でつくって、煮物など副菜のみ仕出しを使うところもあります。その意味では「お弁当は『差』が激しい」といえます。

ここではあくまでも「こういうつくられ方をしているところもある」という一例としてご覧いただければと思います。

わかりやすい例として、人気の「ハンバーグ弁当」を考えてみましょう。

「激安で売られている弁当」は、「裏側」でこのようなつくられ方をするところが少なくないのが実情です。

ハンバーグ弁当のメニューは白いご飯にハンバーグ、付け合わせにスパゲティ、ポテトサラダ、キャベツの千切り、福神漬けというものです。

まず、このハンバーグ弁当を「家でつくる場合」を考えてみましょう。

まず合いびき肉に、炒めて冷ました玉ねぎのみじん切り、パン粉、牛乳、卵、塩コショウなどを加えてこね、まるめて焼きます。ソースは簡易的にケチャップとウスターソースを半々に混ぜた即席でいいことにしましょう。

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