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平気で「お弁当」を買う人が知らない超残念な真実【再配信】 「安い市販品」に、こんな「裏側」があったとは…

東洋経済オンライン / 2025年1月31日 16時0分

まず「安い」については、添加物を使うことで増量できたり、「高い食材」を「フェイク食材」で置き換えたり、「安い食材」もそれなりに見栄えがよくなったり、おいしくなったりということがあります。

コスト削減で「牛肉」も「ケチャップ」も置き換え可能

「安いハンバーグには牛肉が使われていない」といったら、みなさん驚くかもしれません。

「イミテーションミート」、つまり牛肉の代わりに「組織状大豆たんぱく」を使います。

これだと牛肉の風味が全然ないので「ビーフエキス」、結着性がないので「食感改善」と「つなぎ効果」を高めるために「加工デンプン」や「リン酸(Na)」などの「結着剤」を使い、「牛肉らしさ」を出していきます。

100%「組織状大豆たんぱく」でつくる場合もあれば、本物の牛肉と混ぜるところもあります。その際、牛肉が30%も入っていれば「高級ハンバーグ」の部類に入ります。

ごはんも、安い古米を仕入れて、「酵素」や「加工デンプン」を入れて、「つや」を出したり「弾力」を出したりして「新米風」に仕上げます。

それから、付け合わせのスパゲティナポリタンにも安くあげるカラクリがあります。

ナポリタンは通常はケチャップで炒めますが、ケチャップは高いので、「着色料」や「酸味料」でケチャップ風につくり上げるのです。

「アベ食品」が仕入れているのも、この「ケチャップもどき」でつくったナポリタンです。

【理由2】簡単――加工の手間がはぶけ、短時間でつくれる

「簡単」は、添加物を使うことによって、加工の過程で手間をはぶくことができることです。

「アベ食品」の場合、デミグラスソースは仕入れ品ですが、製造元では添加物が大活躍しています。

つまり、デミグラスソースは、本来は牛骨や野菜を長時間煮込んでつくるのですが、激安のものは「エキス類」や「増粘多糖類」「化学調味料」などで短時間でつくり上げます。

さらに付け合わせのキャベツも、カットされた状態で仕入れ。「カット野菜」は加工食品扱いになり、添加物は使っていいので、「殺菌剤」や「酸化防止剤」「変色防止剤」などが使われています。

【理由3】便利――日持ちがグッとよくなる

「便利」は保存性です。添加物を使うことで日持ちがグッとよくなります。

とくに「仕出し弁当」のような常温で流通するものには「腐敗のリスク」があります。腐ったものを出したら命取りですから。

「つやつやの照り」も「濃厚で強い味」も添加物の力

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