新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開
東洋経済オンライン / 2025年2月3日 13時30分
ちなみにホンダでは、今回の東京オートサロン直前となる2024年12月18日に、独自の2モーター式ハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を進化させた次世代技術を発表。なかでも注目なのが、新型プレリュードにも搭載する「ホンダS+シフト」というe:HEV向け新技術だ。
これは、ハイブリッド車ならではの高い環境性能はそのままに、加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールすることで、ダイレクトな駆動レスポンスと鋭い変速を実現するというもの。一般的にハイブリッド車は、電気式CVTなどを搭載するため、パドルシフトを持つモデルでも減速度を変更できるだけで、変速時のフィーリングは擬似的な感じだ。一方、ホンダS+シフトでは、メカニカルな変速機構を持たないe:HEVながら、ステアリングに備わるパドルシフトの操作を行うことで、まるで有段ギアを変速したようなリニアな変速レスポンスを味わえるという。
また、「アクティブ・サウンドコントロールシステム」という技術も新採用する。これは、エンジン回転数と同期した迫力のある音を室内のスピーカーから流すことで、エンジンサウンドの音質を高める機能だ。これによってドライバーは、まるで昔ながらのエンジン搭載のスポーツカーに乗っているような高揚感を味わえるという。
そして、これら新機能を持つ次世代e:HEVを搭載するのが新型プレリュード。燃費と走り、そしてサウンドまでを調教した最新モデルが、いったどんな乗り味を体感できるのか今から気になるところだ。
ホンダでは、ほかにも5ドアハッチバックのスポーツモデル「シビック タイプR」に追加する新タイプ「シビック タイプRレーシングブラックパッケージ」も展示。2.0L・4気筒ターボエンジンと6速MTなどのマッチング、F1などレースからフィードバックした最新テクノロジーなどにより、「速さ」と「ドライビングプレジャー(運転する喜び)」を両立するスポーツモデルだ。
今回追加されるレーシングブラックパッケージでは、室内にブラックでコーディネートしたインテリアパーツを多く配置することで、光の反射ノイズを徹底的に抑制。ドライバーがより運転に集中できるような配慮がなされている。また、ダッシュボードにブラックの上質なスエード表皮を採用することで、高級感も演出。価格(税込み)は599万8300円で、2025年1月23日の発売だ。
STIコンプリートカーを展示した「スバル」
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