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新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開

東洋経済オンライン / 2025年2月3日 13時30分

そんな実績を考慮すると、ミライースのGRスポーツ版なども「あり」ではないだろうか。とくに、これからモータースポーツを楽しみたい若い世代などには、比較的リーズナブルな価格となりそうなこうしたモデルはありがたいはずだ。もし登場すれば、潜在的に存在するといわれつつ、経済面などでなかなか表面化しない若い世代のスポーツカー愛好家たちを底上げする起爆剤としても期待できそうだ。

スイフトスポーツの最終仕様を展示した「スズキ」

スズキでは、コンパクトスポーツ「スイフトスポーツ」の特別仕様車「スイフトスポーツZC33Sファイナルエディション」を初披露した。

スイフトスポーツは、軽量ボディに1.4L・直噴ターボを搭載するコンパクトのスポーツモデルとして、愛好家たちから長年支持されてきたモデル。残念ながら、2024年12月17日に生産終了がアナウンスされたのだが、今回の特別仕様車はその最終バージョンとなる。ちなみに、特別仕様車の車名にある「ZC33S」は現行スイフトスポーツの型式名だから、少なくとも現在の型式では最後形となることを意味している。

主な特徴は、フロントグリルやアルミホイールなどをグロスブラック塗装に仕上げたこと。また、ブレーキキャリパーやエンブレムなどにも専用デザインを採用したほか、Cピラーには「ZC33S Final Edition」のデカールも装備し、当タイプが最終バージョンであることをアピールする。

価格(税込み)は232万9800円~240万1300円。2025年3月から2025年11月までの期間限定生産で、2025年3月19日より発売予定だ。なお、標準仕様のスイフトスポーツは、2025年2月に生産を終了し、販売は在庫がなくなり次第終了となるという。

いまだに人気の高いモデルだけに、生産終了となることを残念に思うファンも多いだろう。また、後継モデルを期待する声も大きいだけに、今後の動向が気になるところだ。

市販予定モデルが多かった東京オートサロン2025

このように、今回の東京オートサロンでは、限定車や特別仕様車も含めた市販予定のスポーツモデルが目白押しだったことが印象的だった。また、コンセプトカーでも、ホンダのプレリュードは市販決定だし、ダイハツのミライースGRスポーツのように「実現可能性が高そう」なモデルもある。各メーカーがこれだけ販売を意識したモデルたちを続々と展示した背景には、とくに東京オートサロンは、スポーツモデル好きの来場者が多いイベントであることが大きいだろう。

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