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新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開

東洋経済オンライン / 2025年2月3日 13時30分

マツダ スピリット レーシングとは、スーパー耐久レースなど、マツダのレース活動を担当する部門で、スペシャルモデルのリリースは今回が初となる。マツダのレース系ブランドでは、1980年代や1990年代にフランスのル・マン24時間レースなどで活躍した「マツダスピード」が有名だが、マツダ スピリット レーシングはその後継的な位置付けとなる。

市販予定となる新型は、軽快な乗り味が魅力のロードスターをベースに、スーパー耐久レース活動で集積した技術などを投入したことが特徴だ。エンジンには、リトラクタブルハードトップの「ロードスターNF」に搭載する2.0L・直列4気筒を採用。スタンダード仕様では、ノーマルと同じ最高出力135kW(184PS)ながら、ラジエーターの変更で冷却性能をアップする。

また、上級グレードのR12では、カムシャフト、シリンダーヘッド、ピストンなどを専用パーツに換装するなどで、最高出力を147kW(200PS)に増大。ほかにも、ビルシュタイン社製車高調整式ダンパーやブレンボ製ブレーキシステムなども採用し、足まわりやストッピングパワーも強化する。

価格は未発表ながら、マツダによれば、限定モデルのR12は700万円台後半の予定で、2025年秋頃に受注受け付けを開始するという。また、スタンダード仕様は500万円台で、こちらも2025年秋頃に受注受け付けまたは販売開始の予定だ。

GRスポーツ仕様を展示した「ダイハツ」

ダイハツでは、軽自動車「ミライース」をベースにしたスポーツモデル「ミラ イースGRスポーツ コンセプト」が興味深かった。

このモデルは、ミラ イースをベースに、658cc・直列3気筒エンジンをターボ化。さらにトランスミッションを5速MT(マニュアル・トランスミッション)とすることで、幅広いユーザーが走る楽しさを味わえるエントリースポーツに仕上げた仕様だ。

また、フロントバンパーやリアバンパーは専用仕様で、インテリアにはスポーツシートも装着。ちなみにボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mmだから、ノーマルの2WD車と同じ車格に収まっている。

今回の展示車は、あくまでコンセプトモデルのため、市販化などは不明。ただし、車名に「GRスポーツ」が付いていることで、実現する可能性は十分ありそうだ。GRスポーツは、トヨタが手がけるスポーツカーブランドだが、子会社であるダイハツのクルマにも「コペンGRスポーツ」がある。2シーター軽オープンカー「コペン」の走りをアップグレードした仕様だ。

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