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飛んだ!「世界初の超音速ジェット機」その場所は… 数々の“伝説の初飛行”を生んだ「飛行機の墓場」って!?

乗りものニュース / 2024年4月2日 16時12分

XB-1初飛行の様子(画像:ブーム)。

アメリカのスタートアップ企業が、「世界初の独自開発超音速ジェット機」とするテスト機の初飛行に成功しました。このフライトが行われた「モハベ空港」はもうひとつの顔を持っています。

「世界最大の飛行機」も

 アメリカのスタートアップ企業「ブーム」が2024年3月22日、「世界初の独自開発超音速ジェット機(the world’s first independently developed supersonic jet)」をうたうテスト機「XB-1」の初飛行を成功させたと発表しました。同社では、かの「コンコルド」以来の超音速旅客機「オーバーチュア」の開発を掲げており、XB-1はその実用化にむけたテスト機です。

 この初飛行が行われたのは、アメリカ・カリフォルニア州のモハベ空港。「モハベ航空宇宙空港(Mojave Air & Spaceport)」が正式名称で、ここは「XB-1」以外にも、全幅117.35m、「世界最大の飛行機」として知られるストラトローンチ社「ロック」のフライトなどが行われています。ただ、この空港は航空ファンのあいだでは、こういった用途以外の珍しい目的で使用されていることで有名です。

 モハベ空港は「飛行機の墓場」として知られています。世界には、航空会社での役目を終えた飛行機が、敷地内にいくつも安置されているという空港が存在しますが、モハベは最も有名な「墓場」のひとつとして知られています。

 空港内にはさまざまなデザインの旅客機や貨物専用機が整然とならんでおり、舗装もされていない原っぱに安置された機体や、一部パーツが欠損している機体もあります。

「モハベ空港」実は一般人も入れる?

 モハベ空港はロサンゼルス空港から直線距離にして北東130km弱の砂漠地帯に位置。定期旅客便の運航はありません。

 しかし空港内には小さな平屋の事務所があり、ここは一般の人も入ることができます。この事務所にでは、空港内に並ぶ機体をガラス越しに眺めながら食事をとれるレストラン、お土産屋などがあります。

 なお、この空港の正式名称は「モハベ航空宇宙空港(Mojave Air & Spaceport)」。空港の入り口には、NASA(アメリカ航空宇宙局)でスペースシャトルの着陸装置とブレーキシステムをテストするための研究航空機として活躍していた、ジェネラル・ダイナミクス社の旅客機「コンベア990」や、空港事務所にロータリー ロケット カンパニー製(すでに事業終了済み)のロケット「ロトン」が展示されています。

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