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なぜ? 「明らかにエンジン数がおかしいジャンボ機」飛ぶ! 右に3基、左に2基…その目的とは

乗りものニュース / 2024年4月9日 7時42分

エンジン5基を搭載しフライトするロールスロイスのボーイング747(画像:ロールスロイス)。

よく見ると、左の胴体側エンジンもでかい…。

747-200にアンバランスな5基エンジン

 ロールスロイスが、4基のエンジンを持つ「ジャンボ機」こと747型の右翼付け根に、さらにエンジンを1基追加し、右3基、左2基、計5基のエンジンを抱えフライトする様子を公開しています。なぜこのようなことをやっているのでしょうか。

 ロールスロイスでは、ビジネスジェット向けの新型エンジン「Pearl 10X」の開発を進めており、このエンジンはダッソー社が開発中の新型長距離ビジネスジェット「ファルコン 10X」に搭載される予定です。ロールスロイスでは、保有するボーイング747-200試験機にこうした新エンジンを搭載し、飛行状態でエンジン性能をテストしており、今回もこの試験の一環です。

 ロールスロイスによると、今後数か月かけてエンジンの性能をテストする予定とのこと。飛行試験プログラムでは、さまざまな速度と高度でのエンジン性能と操作性のチェック、飛行中の再稼働、防氷システムのテストなどがチェックされるとのことです。

【写真】これが色んな角度から見た「エンジン5基ジャンボ」全貌です

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