シグマとタムロンがキヤノンRFマウント用レンズを相次いで発表！ 単焦点レンズや各種ズームレンズなど

2024年7月に発売予定のシグマ「18-50mm F2.8 DC DN」（画像：シグマ）。

シグマとタムロンはキヤノンのAPS-Cサイズミラーレス一眼カメラに対応するRFマウントレンズを相次いで発表しました。

ついにRFマウントに「シグマ」「タムロン」製が追加

　シグマとタムロンは2024年4月23日、キヤノンのAPS-Cサイズミラーレス一眼カメラに対応するRFマウントレンズを相次いで発表しました。キヤノン純正レンズではない、サードパーティー製のRFマウントレンズ登場は初となります。

　シグマが発表したRFマウントに対応するレンズは2024年7月に発売予定の「18-50mm F2.8 DC DN」、同年秋以降順次発売予定の「10-18mm F2.8 DC DN」「16mm F1.4 DC DN」「23mm F1.4 DC DN」「30mm F1.4 DC DN」「56mm F1.4 DC DN」の6本です。

　シグマはキヤノンRFマウント用交換レンズ専用にAF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを開発し、高速AFの実現に加え、AF-C（コンティニュアスAF）、ボディ内収差補正、ボディ内手ブレ補正にも対応しているとのことです。

「タムロン」からは超広角レンズの開発発表

　タムロンからはRFマウント用レンズとして「11-20mm F／2.8 Di III-A RXD (Model B060）」が発表されました。

「11-20mm F／2.8 Di III-A RXD (Model B060）」は、超広角の11mmから20mm（35mm判換算17.6-32mm相当）までをカバーする大口径F2.8通しのズームレンズとなっており、大口径超広角ズームレンズとしては小型軽量設計で、コンパクトなAPS-Cサイズミラーレスカメラボディとのバランスもよく、普段使いとして最適なものとして開発を進めているとのことです。

　また、AF駆動には静粛性に優れたステッピングモーターユニット「RXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)」を搭載しており、静止画だけでなく動画撮影でも的確に対象を捉えると言います。

　また、屋外での撮影を考慮した簡易防滴構造や防汚コートを採用するなど、超広角大口径F2.8の高画質を手軽に楽しむことができる、実用性の高いレンズに仕上がったとしています。発売は2024年内としています。