人手不足で相次ぐ減便 新千歳空港連絡バスも

運転手不足によるバスの減便が相次ぐ中、札幌の北都交通はきょうから、新千歳空港と札幌市内を結ぶ連絡バスを減便しました。新たに減便されたのは地下鉄真駒内駅などを発着する「真駒内線」と、円山バスターミナルなどを発着する「円山線」で、いずれも一日16便から9便へとほぼ半減されました。

空港連絡バス利用者「（今まで）円山方面から来るバスに乗っていたが9時台と10時台がなくなっちゃったのでいい時間帯のバスがなくなったので困りましたね」

空港連絡バス利用者「バスがある時間帯に（合わせて）飛行機を予約しているが、これがさらに減ると困る」

市中心部などを発着する「都心線」と地下鉄大谷地駅などを発着する「大谷地線」の便数はこれまで通り維持されます。運転手不足による路線バスの減便を巡っては、今月1日から北海道中央バスが313便、じょうてつが86便、ジェイ・アール北海道バスが21便を減便していて､利用者からは不満の声も上がっています。

路線バス利用者「不便です、これは（バス会社の）構造的な問題」

路線バス利用者「（バス会社は）前もって分かっていることなのに対応していないということですよね」