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路上占い師から占い館オーナーに! ニュータイプ占い師・脇田尚揮が挑戦する“占い新時代”

占いTVニュース / 2015年8月21日 11時30分

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 占いサイト「i無料占い」の連載でおなじみ、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのイケメン占い師・脇田尚揮先生。鹿児島の路上占い師としてキャリアをスタートさせ、上京してわずか2年、今年7月に池袋に「占いの館 セレーネ」をオープン。占い師でありながら、経営者、そして占い師のプロデュースと、その手腕をいかんなく発揮しています。デビューから今に至るまでの5年間を振り返ってもらいました。

■司法試験に失敗しつづけた7年間

――脇田さんが占い師になろうと思ったきっかけを教えてください。

脇田尚揮さん(以下、脇田) もともと占いは好きで、小学生の頃から『ドラえもん占い』で好きな子との相性を見ているような暗い男子でしたね(笑)。占い師としてのデビューは、地元の鹿児島大学で心理学を学んでいたとき。そこでは学園祭の出し物でコンピューター占いをしていたんですが、コンピューターじゃ味気ない、自分は占いができるからやります、と言って1回100円で西洋占星術の鑑定を行うことになりました。学園祭2日で100人×4年間、約400人もの有料鑑定をしたことで、占い師としての度胸が身につきましたね。僕の相性占いがきっかけでカップルが誕生したりして、学内でも話題になったんですよ。

 弁護士志望だったのでその後は法科大学院に進み、司法試験のための勉強の日々。学部生時代から通算7年間トライし続けるも、ついに合格することなく終わりを迎えてしまいました。資格の取れなかった僕は、“ただの法律にくわしいお兄さん”。市役所職員に合格したものの、就職を考えた時に迷いが生じました。そもそも、弁護士を志した理由は「人にアドバイスをする仕事」「誰かの相談に乗る仕事」がしたいという想いから。学園祭の占いを思い出し、占い師になろう! と思い立ちました。説得を試みたものの、安定志向の家族からはもちろん猛反対。勘当同然に家を飛び出しました。

――そんな過去があったのですね。いよいよ占い師としてのキャリアがはじまります。

脇田 鹿児島の天文館という繁華街で路上占いをはじめたのが28歳のとき。1回500円のワンコインで、20人もの行列ができるほどでした。「これはいける」とビルに店をオープンするも、客足はガタ落ち……。月に1,500円しか売り上げがないこともありました。そんなときでも継続していたのが、ブログによる発信。「12星座別おでんの具」、「12星座別地酒」など、誰もやらないような占いを書き続けました。それが東京のメディアの目にとまり、次々に仕事が舞い込むようになったのです。2年半の鹿児島時代で地元のテレビ局、ローカル誌に総なめ状態で取り上げてもらい、次のステップとして東京へ上京したのが2013年4月のこと。この頃にしていた異業種コラボ占いは、今でも続く強みになっています。

 上京後、Ameba公式占い、LINE占い、アプリなどで占い業が安定してからは、異業種交流会で知り合った占い業界ではない方との縁、カンボジアの子どもたちを支援するボランティア活動を通じて“チーム”の大切さを学びました。占い師も「個」より「チーム」で活動する時代ではないか? それが、プロダクションやスクールがひとつになった占い館・セレーネを立ち上げた理由です。

■明るく開放的な占いの時代に

――脇田さんが目指す占い業界の将来とは?

脇田 僕にとって、占いは人を幸せにするためのツール。法律の世界には「リーガルマインド」という概念があります。六法全書を暗記していても、それを柔軟かつ的確に使えなければ意味がない。占いの知識を持っているだけでは役に立たないのです。僕はいつも、「目の前のクライアントを絶対に守る」という信念で鑑定を行います。それは弁護士も占い師も変わりません。

 セレーネのモットーは「正当・心地いい・かわいく」。怪しく、隠れた存在の占いはもうやめて、誰でも入れるオープンな場所にしたい。それによって占い師の社会的地位を高め、若者の職業選択のひとつになってほしいとも思っています。技術はあっても自己プロデュースが苦手な占い師が多いので、そういう人を僕がどんどんプロデュースしてきたいですね。

――8月11日には、占い館セレーネの公式占い本『地方のワンコイン路上占い師がわずか2年で占い館オーナーになるには~占いの最小公倍数~』(脇田尚揮著)が発売になりました。

脇田 司法試験受験の7年は「無」の時代。ここまで駆け上がってきた5年間を振り返ると、負け続けたことが幸運だったと思っています。占い師・経営者としてのノウハウをまとめたので、ビジネス思考を学びたいプロの方にぜひ読んでほしいですね。「占いビジネス」という言葉に反発を覚える人もいるかと思いますが、公正に結果を出せる技術があれば誰でも占い師になれるし、業界の評判を落とす良くない占いが蔓延するのを防ぐことができる。占いの可能性はまだまだある、そんなことを感じてもらえたらうれしいです。

 占いというコンテンツを経営者視点でとらえた、新しい発想を次々と生み出す脇田先生。書籍『地方のワンコイン路上占い師がわずか2年で占い館オーナーになるには~占いの最小公倍数~』は、占星術・タロット・手相の基礎から、クライアントに心地よくなってもらうためのテクニックまでが惜しむことなく公開された“占い師として生きていくための教科書”です。

 脇田さんプロデュースの「占いの館セレーネ」には現在10名の占い師が所属、特に男性占い師が多いのが特徴です。取材時も4名のイケメン占い師が一斉にお見送りしてくれました。あなたも心のエステサロン・セレーネで癒されてみてはいかがでしょうか。

★脇田尚揮(わきた・なおき)
占い館セレーネ・プロデューサー。認定心理カウンセラー。上京1年でAmeba公式占い師となり、業界トップクラスに。2年目の現在では、セレーネの代表として占い館を運営。国内外にて占い業を行い、Ameba公式占い半年間連続1位、殿堂入りの実績。イケメン占い師として雑誌・テレビなどメディアに取り上げられ、TBS「王様のブランチ」、日テレ「Pon!」、テレビ朝日「ストライクTV」にて紹介される。

★池袋占い館 セレーネ
次世代占い師・脇田尚揮先生がプロデュースし、池袋にオープンした占い館です。正しく・心地よく・かわいくをモットーに、お客様にとって心のエステサロンとなれる場をご提供。心のメンテナンスの場所として皆様のご来店をお待ちしております。なお、当館では霊感占いや商法などの類は一切行っておりません。
・池袋占い館 セレーネ http://selene-uranai.com/

>>NEXT:アイビー茜が宿曜占星術を現代にリメイク!『ルナモンスター占い』が紡ぐオシャレと占いの新世界

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