三連休の登山 富士山など高い山は暴風雨注意

ウェザーニュース

台風25号は地上付近では直接的な影響は少ないものの、標高の高い山ほど雨風の影響が大きくなる予想です。
この三連休は登山される方も多いと思いますが、遭難のリスクもあります。事前の情報収集や計画は入念に行って下さい。

西日本や東日本太平洋側の山岳部は雨や霧に

台風25号が東シナ海から日本海へ進んでいきます。
この台風に向かって本州の南から入ってくる「暖湿流」により、西日本や東日本太平洋側の山岳は風雨に。
鳥取の大山など1,500m以上の山は風速25m/s以上の暴風雨の恐れがあります。傘や簡易ポンチョでは役に立たない状況となりそうです。渓流の増水にも注意！

中部の山岳地帯は暴風雨・大雨 渓流の急激な増水に警戒。登山、沢歩きは危険！

台風25号が日本海を北東に進んでいきます。（低気圧に変わる可能性もあり）
日本アルプス・富士山など中部の山岳地帯は6日深夜から7日朝が風雨のピークとなります。
風速30m/sを超える恐れがあるため行動は危険。幕営も風雨への十分な備えをする必要があります。
上流の雨による増水にも警戒！

台風は遠ざかっていくが、所々で霧や雨

台風は温帯低気圧に変わって遠ざかっていくため、各地とも風雨は収まってきます。
ただ、湿った空気や弱い気圧の谷が残るため、所々で霧や雨となりそうです。
北日本の山は前日の風雨で登山道が荒れたり、谷川の増水が残っている可能性があるため注意が必要です。