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来週末は寒波の襲来で、北陸や山陰の平野部でも積雪か

ウェザーニュース / 2018年11月29日 11時15分

ウェザーニュース

11月は北日本、東日本を中心に気温が高く、広いエリアで平年を1~2℃ほど上回っています。

北海道で記録的に遅い初雪や、東京地方の木枯らし1号の発表がないなど、季節の進みが非常に遅れていますが、これを一気に進める寒波の襲来の気配が現れてきました。

強力な寒気が南下

気象庁の数値予報モデルGSMのシミュレーション結果では、二十四節気の大雪にあたる12月7日(金)から8日(土)にかけて、真冬並みの強い寒気の南下が予想されています。

上空1500m付近で地上で雪が降る目安の-6℃のラインが関東から山陰付近まで南下。北海道の上空には-15℃以下という真冬レベルの強烈な寒気が流れ込む見込みです。

各気象機関のシミュレーション結果でも同様な傾向

また、アメリカの海洋大気庁やヨーロッパ中期予報センターの数値予報モデルでも、同様の傾向が見られます。

一般に数値予報モデルのシミュレーションは、より先の予測になるほど誤差が大きくなっていきますが、今回のように複数のモデルが似た傾向を計算している場合は、より確度が高いと考えられます。

北陸や山陰の平野部でも積雪のおそれ

予想通りに寒気が南下した場合は、北陸や山陰など東日本・西日本の日本海側でも雪になり、積もるところが出てくるおそれがあります。
また、全国的に真冬を思わせるような寒さに見舞われそうです。

季節の進みが遅れていることで、冬支度を遅らせている方は、この先の予報を確認しつつ、心づもりをしておくと良さそうです。

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