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【週刊地震情報】2019.1.6 熊本で震度6弱 余震活動は低調

ウェザーニュース / 2019年1月6日 12時0分

ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は目立って多くはなっていません。震度3以上の回数もそれほど多くないものの、3日には熊本で震度6弱の地震が発生しました。(12月31~1月5日の集計)

国内:熊本で震度6弱の地震発生も、余震活動は低調

3日(木)18時10分頃、熊本県熊本地方を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。震源の深さは約10km、地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定されます。この地震で、熊本県和水町で震度6弱、熊本市北区、玉東町で震度5弱を観測しました。

2016年に発生した一連の熊本地震の活動域からは少し北に離れており、政府の地震調査委員会は「今回の地震の震源域は、九州地方中部において東西に延びる別府―島原地溝帯周辺にあたり、九州地方北部と南部を引き伸ばす張力が働くことで発生したものである。」としています。

マグニチュードが5.1とそれほど大きくなかったこともあり、余震活動はそれほど活発ではありません。大きなものでもM3程度に留まり、震度3以上を観測したものはありません。

海外:年末年始は世界的には静かな状況

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は3回発生しています。

最も大きなものは6日(日)にブラジルで発生したM6.8の地震です。震源の深さが575kmの深発地震で地表付近ではほとんど揺れがなく、被害等は発生していません。

そのほかの2回はアリューシャン列島付近で起きました。この付近は太平洋プレートと北米プレートの境界に辺り、過去にも巨大地震が頻発しているエリアです。M8以上に限定しても、1986年にM8.0、1965年にM8.7、1957年にM8.6が発生。世界有数の地震多発エリアといっても良さそうです。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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