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週刊地震情報 2024.3.31 能登半島地震 3月は活動が落ち着き震度3は4回

ウェザーニュース / 2024年3月31日 10時15分

ウェザーニュース

この1週間で国内で観測された有感地震の回数は、前週に比べると若干少ない水準です。

全国の各地で散発的に地震が発生していて、集中しているのは能登半島周辺くらいとなっています。震度3以上の揺れを伴う地震はありませんでした。(3月25日~31日10時の集計)

国内:能登半島周辺の強い地震は減少

3月の能登半島周辺の地震

25日(月)からの1週間に能登半島周辺で発生した地震は強いものでもマグニチュード3前後に留まりました。有感地震は11回で震度1が8回、震度2回です。

元日のマグニチュード7.6の地震の前に比べると活動が活発な状況は継続しているものの、強い地震の頻度は減っています。3月1日〜30日までに発生した震度3の地震は4回だけで、震度4以上の地震は起きていません。2月は震度3が12回、震度4が3回でしたので、だいぶ落ち着いたと言えます。

強い地震が発生する確率は低くなりましたが、隣接する断層の活動による地震が起こる可能性は否定できませんので、情報の確認手段などはしっかりと確保をしてください。

世界:南太平洋バヌアツ近海でM6.4

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。最も大きな規模の地震は南太平洋で発生したマグニチュード6.4です。

日本時間の27日(水)午前に南太平洋・バヌアツ近海でマグニチュード6.4、深さ約10kmの地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。

周辺の島々からは離れた震源であったため揺れによる影響はなく、横ずれ型の地震だったことから津波の発生もありませんでした。

バヌアツ近海は太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界に位置し、プレート同士が複雑に入り組んでいるため、様々なタイプの地震が発生します。2016年には今回と同じようなタイプでマグニチュード7.2の強い地震が起きました。

出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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