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意外なものが大活躍 牡蠣の上手な洗い方と保存法

ウェザーニュース / 2019年3月27日 7時0分

ウェザーニュース

この季節の旬といえば何といっても牡蠣。一番おいしい今のうちに味わっておきたいものですね。

ただ、いざ料理しようと思っても下処理がうまくいかなかったり、食べきれなかった牡蠣の保存がうまくできなかったりすると、面倒になってしまいます。

そこで、船橋地方卸売市場の株式会社「山末」の内海貴久部長に、牡蠣の上手な洗い方と保存法を教えてもらいました。

洗うのには片栗粉がおすすめ

牡蠣の身は洗うと意外と汚れが出ます。だからといって手で揉んだりはできません。牡蠣の身は柔らかくて壊れやすいので、なるべく身に触れずに洗うのがコツだと言います。

「まず塩と水を入れたボウルに牡蠣を入れてゆすり洗いをします。この時なるべく手で触らないようにしてください。それから一度水ごとザルにあけて、水を入れたボウルに片栗粉を入れて溶かし、牡蠣を入れて再度ゆすり洗いをしてください。

またザルにあけて、最後に塩水でゆすり洗いをしてザルにあけて水を切ればOKです。大根おろしで洗う場合もありますが、片栗粉の方が手間がかからないのでおすすめですね」(内海さん)

むき身はパックの海水で保存

パックに入ったむき身の牡蠣

また、殻付き牡蠣とむき身の牡蠣が食べきれない時の意外な保存法も教えてくれました。

「むき身は、最初から残す数を決めておいて、入っていたパックから出したら、洗わずに別の保存容器に入れます。その際、パックに入っていた水を一緒に入れてください。この水は殺菌された塩水なので保存に適しているのです。残す牡蠣を洗わないのは、洗うと傷みが早くなるからです」(内海さん)

パックに入っていた水は、捨てずに活用した方がよいのですね。では、殻付き牡蠣の場合はどうでしょうか。

殻付き牡蠣の保存は10℃以下で

殻付きの牡蠣

「殻付き牡蠣なら、10℃以下の場所に、乾燥を防ぐために新聞紙でくるんで保存します。牡蠣は生命力が強いので、こうしておけば3日程度は軽く生きていられますが、買った日のうちに食べることをおすすめします。もし日にちがあいた場合は、殻を開けた際に必ず匂いをかいで確認してください。鮮度が悪いものは匂いますから食べないでください」(内海さん)

上手に洗って上手に保存し、旬の牡蠣を美味しくいただきましょう。

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