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週末大雨のカギを握る台風5号 各国の予測が異なる原因は雲の分裂

ウェザーニュース / 2019年7月17日 16時12分

ウェザーニュース

台風5号は17日(水)15現在、フィリピンの東の海上を北北西に時速15kmで進んでいます。今後はやや発達しながら北上する見込みです。

この台風5号の進路の予想は、各国の気象予測モデルごとに大きな違いがあります。

各国の予測モデルで大きな違い

世界の予想モデル

各国の気象予測モデルによるシミュレーション結果を見ると、北上する点に於いては一致しているものの東西の差が大きくなっている状況です。最も東よりと西よりの進路を比べると600kmほど離れています。

こうした違いの大きな要因としては、現在の台風の姿にあります。

台風の雲の塊が東西に分裂

台風5号 15時時点の様子

台風は中心付近に最も活発な雲があるのが一般的ですが、台風5号は中心付近に目立った雲がなく、東側と西側にそれぞれ大きな雲の塊があります。こうした雲の塊を一つの台風の雲ではなく、別々の低気圧として認識している予測モデルもあり、この先の進路の予想に大きな差異が出ている状況です。

いずれにせよ災害級の大雨警戒

予想降水量 19日(金)21時までの36時間

台風の進路がどのように進むにしろ、梅雨前線の活動が活発になって大雨のリスクは高い状況です。ただ、大雨のエリアやタイミングに変化が出てくる可能性があるため、常に最新の情報を確認するようにしてください。

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