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紅葉見頃予想2019:遅れ気味だった紅葉 東・西日本の平野部は平年並みの予想

ウェザーニュース / 2019年11月6日 12時3分

ウェザーニュース

ウェザーニューズ 第3回紅葉見頃予想

11月に入って秋が深まり、木々の色づきは標高の高い山々だけではなく市街地でも進んできています。
ウェザーニュースでは紅葉見頃予想を発表。秋のお出かけ計画にお役立てください。

■ポイント ■

・東・西日本の平野部の見頃は平年並の予想
・鮮やかな色付きとなるには好条件
・台風や少雨による影響は限定的

東・西日本の平野部の見頃は平年並の予想

もみじの見頃予想マップ

いちょうの見頃予想マップ

葉が色付く時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色付く時期が早くなり、高いと遅くなります。

9月は北・東日本を中心に高気圧に覆われてよく晴れ、朝晩は冷え込みました。

一方、10月は前線や低気圧、台風の影響で東日本を中心に曇りや雨の日が多く、気温は全国的に高めとなりました。このため、北海道では平年並の時期に見頃を迎えたところが多くなった一方で、東北や東・西日本の山では平年よりも遅い見頃を迎えています。

現在、北海道では道北や道東を中心に落葉が進んでおり、紅葉シーズンは終盤です。東北では紅葉のピークを迎え、平野部でも紅葉狩りを楽しめます。

11月は天気が周期変化し、晴れた日の朝晩は葉の色付きに必要な冷え込みが期待できます。このため、これから見頃を迎える東・西日本の平野部では平年並の時期に見頃を迎える予想です。

鮮やかな色付きとなるには好条件

葉が鮮やかに色付くためには、適度な日差しと雨があり、気温がしっかりと下がることが必要です。

11月は全国的に天気が周期変化し、葉が鮮やかに色付くために必要な日照や雨が見込めます。

ただ、9月は雨が少なかった地域が多かったことに加え、これまでに接近した台風の影響で、葉の変色やカール、倒木が発生しているところがあります。

今後も木枯らしなど葉が強い風にさらされた場合は葉が傷ついて落葉したり色付きが悪くなったりする可能性があります。

台風や少雨による影響は限定的

色づく前に枯れてしまったイチョウ

色付く葉の状態を調べるため、スマホアプリ「ウェザーニュース」を通じて行なった調査(期間:9月24日〜26日、回答数:1,587人)では、関東南部や中部、中四国、九州で葉の状態がやや悪化していることが判明しました。

要因としては、8月から9月にかけて相次いで接近・上陸した台風や、9月の少雨の影響が考えられます。

特に、中部や中四国、九州では少雨となったことから、一部で葉がカールしてしまう症状が見られました。

ただ、 これらの症状は限定的で、現時点では全体の鮮やかさが劣るほどではないとみています。

なお、東北や東日本では道路の通行止めが発生している所があるため、紅葉狩りの計画の際には、最 新の情報をご確認ください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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