暖春は一段落 4月は寒暖差が大きい(気象庁1か月予報)

ウェザーニュース

気象庁は2日(木)、4月4日～5月3日までの1か月予報を発表しました。4月は天気が周期的に変化し、春らしく寒暖差が大きくなる見込みです。

暖春は一段落

冬以降続いていた気温が平年を大きく上回る状況は一段落します。1か月の平均気温は西日本から東北でほぼ平年並み、北海道の日本海側と太平洋側で平年並みか高めの予想です。例年の4月と同様、寒暖の差は大きくなります。

沖縄や奄美は4月中旬まで冷たい空気が流れ込みやすく、気温の低い状況が続く予想となっています。来週後半からは平年の気温を大幅に下回る見込みで、低温に関する早期天候情報が発表されました。

天気は周期的　降水量は平年並みか少ない

この時期らしく、日本付近を低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は周期的に変化します。

上空を流れる強い西風、ジェット気流が日本の南と北に分かれて流れるため、日本付近で低気圧が発達しにくくなる見込みです。このため、極端に雨が多くなる地域はなく、比較的晴れる日が多い西日本の降水量は平年並みか少ない予想、東日本と北日本は平年並みの予想です。