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8月にかけても湿った空気流れ込む ゲリラ豪雨発生しやすい夏に

ウェザーニュース / 2021年7月15日 16時10分

ウェザーニュース

気象庁は今日15日(木)、7月17日から8月16日までの1か月予報を発表しました。盛夏期となるこれから1か月は日本付近に湿った空気が流れ込みやすく、ゲリラ豪雨の発生が懸念されます。暑さは平年並みか高い予想で、夏らしい暑さが続く見込みです。

各地で夏本番の暑さが到来

この先1か月の気温予想

週末までに梅雨明けする所が多く、本格的な夏となります。太平洋高気圧の張り出しが強い時期と弱い時期があり、上空の高い所を覆うチベット高気圧はそれほど強まらない予想です。

西日本や東日本は1か月の平均気温が平年並みの所が多くなっています。夏らしい暑さになるものの、長期間に渡って極端な暑さが続くことはない見込みです。

北日本は7月終わり頃にかけて暖かな空気に覆われる日が多く、平年よりも高い予想です。北海道は21日(水)頃からの5日間の平均気温が平年より2.3℃以上高くなるとして、高温に関する早期天候情報を発表しました。

ゲリラ豪雨で局地的な雨量増加も

この先1か月の降水量予想

太平洋高気圧の勢力が弱まるタイミングでは日本付近に湿った空気が流れ込みます。上空の高い所を覆うチベット高気圧の張り出しがそれほど強まらないため雨雲が発達し、ゲリラ豪雨が発生しやすくなる見込みです。

1か月の降水量は湿った空気の影響を受けやすい沖縄や奄美、九州南部から関東甲信にかけての太平洋側で平年並みか平年より多くなっています。短い時間に局地的に降る激しい雨には注意が必要です。

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