熱帯低気圧が台風に発達か 台風発生すると「台風19号」 進路に注意
ウェザーニュース / 2021年10月9日 22時30分
10月9日(土)21時現在、ウェーク島近海で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。
次に台風が発生すると「台風19号」と呼ばれます。
▼熱帯低気圧 10月9日(土)21時
中心位置 ウェーク島近海
移動 西 20 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
発達して小笠原近海へ
気象庁の予報では、この熱帯低気圧は5日先の14日(木)21時には小笠原近海にあって、中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は35m/sで、暴風域を伴った強い台風に発達していると予想されています。
世界各国の気象シミュレーションモデルを比較すると、小笠原近海を西進するものと、その手前から北東に向きを変えるものにわかれてれています。シミュレーション結果の差が大きいことから、不確実性が高い状況と言えます。
進路次第では小笠原諸島などに風雨の影響を及ぼすことも考えられるため、今後の情報に注意してください。
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
東京都 7 %
※東京都は小笠原諸島、伊豆諸島を含む
10月の平年の発生数は3.4個
平年の台風発生数
もし次に台風が発生すると、8日(金)に発生した台風17号、台風18号以来で、「台風19号」と呼ばれることになります。
先月の台風発生数は4個で、平年よりもやや少なくなりましたが、10月に入ってからは比較的早いペースで台風が発生しています。
10月の台風発生数の平年値は3.4個で、8月や9月に比べると少なくなります。その一方で、強い勢力のまま上陸するケースが多く、油断の出来ない時期といえます。引き続きしっかり台風への備えを行うようにしてください。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
北日本は瞬間的に20m/s超の強風 発達した低気圧の影響
ウェザーニュース / 2024年4月20日 9時15分
-
「デイゴが咲き乱れると強い台風が来る」 沖縄の言い伝えは本当? 過去のデータを調べてみると
沖縄タイムス+プラス / 2024年4月12日 16時0分
-
日本海の低気圧が発達、暴風警戒 北・東日本、高波も
共同通信 / 2024年3月29日 8時55分
-
北・東日本で暴風に警戒 低気圧が発達、高波も
共同通信 / 2024年3月28日 18時0分
-
ヨーロッパにストームNelson接近 フランスなどで暴風、高波に
ウェザーニュース / 2024年3月28日 11時0分
ランキング
-
1立ち寄り先の空き家で暴行か 那須2遺体 供述変遷重ねる平山容疑者
産経ニュース / 2024年4月25日 20時18分
-
2【続報】ひき逃げの疑いで21歳の女を逮捕「ものか動物にぶつかったと思った」否認 福岡・みやこ町
FBS福岡放送ニュース / 2024年4月25日 20時17分
-
3万博着工遅れで露見した日本の建築士の能力不足「世界を知らない」 一級建築士が証言
東スポWEB / 2024年4月25日 6時18分
-
4元モー娘、市井氏が議員辞職 参院、在職1日は最短
共同通信 / 2024年4月26日 10時48分
-
5ニラと誤ってスイセンの葉を食べ食中毒症状…無臭で見た目の判別難しく
読売新聞 / 2024年4月26日 7時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください