碧空に映える紅のモフモフ 「コキア」が見頃に

ウェザーニュース

山梨県富士河口湖町をはじめ、季節の花「コキア」が各地で見頃になっています。

コキアは和名を「箒草(ホウキクサ)」といい、昔はその茎を乾燥させてホウキを作っていたそうです。9月下旬から徐々に紅葉が始まり、赤と緑のグラデーションを経て10月には紅色の丘が広がります。

食べても美味しいコキアは見頃終盤

一部では食用にも転用されていて、秋田県大館市の特産品である「とんぶり」はこのコキアの実を加工したものです。プチプチとした食感から「畑のキャビア」とも称されています。

「コキア」の見頃はそろそろ終盤です。見頃を過ぎると紅色から徐々に黄金色に変化し、晩秋の装いに変わっていくまでをぜひお楽しみください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）