東京は11月下旬として記録的な暖かさ 明日は一気に冬の寒さに

ウェザーニュース

今日24日(金)は寒気が早くから流れ込んだ北海道や西日本の日本海側で、朝から気温が右肩下がりになりました。一方で、関東は昨日以上に気温が上昇し、東京都心などこの時期としては記録的な暖かさとなった所があります。

熊谷では夏日目前に

日本付近は冬型の気圧配置となり、大陸からは強い寒気が流れ込んできています。北海道や九州北部などは日付が変わった直後が最高気温で、札幌市は0時07分、福岡市は0時08分の観測です。

一方でまだ暖かな空気が残っている関東や東海など太平洋側は日差しがしっかり届いて気温が上昇しました。

特に関東は気温が高く、14時00分までの最高気温は東京都心で24.2℃、埼玉県熊谷市は24.7℃を観測しています。東京都心で11月下旬以降に24℃台を記録するのは観測開始以来5回目のことで、この時期としては記録的な暖かさとなりました。

明日は全国的に冬の寒さ

強い寒気の南下は、今夜から明日25日(土)の朝がピークになります。

今日、記録的な暖かさとなった関東は一気に気温が下がり、東京都心は最低気温が8℃、最高気温は今日に比べて11℃も低い13℃の予想です。10月上旬並みから12月上旬並みと、1日で2か月進むほどの変化となりますので、体調管理をしっかりと行なってください。

そのほかの各地も寒く、札幌市の最高気温は−2℃と今季初めての真冬日を予想しています。東北や北陸は軒並み一桁で、東海から西日本も15℃には届きません。外出には厚手の上着や防寒具が必要な所が多くなる見通しです。