春を通り越し初夏のような陽気に 明日も暖かさ続く

ウェザーニュース

今日7日(日)は広い範囲で穏やかな天気になり、気温が上がりました。東京は5日ぶりの20℃超えで、北海道でも20℃に到達した所があります。

明日8日(月)は西から雨の範囲が広がるものの、暖かい所が多い見込みです。

全国50地点以上で夏日に

前線は南の海上にあり、本州は高気圧の圏内となって晴れている所が多くなっています。北海道のはるか北にある低気圧に向かって南から暖かな空気が流れ込んで、全国的に気温は高めです。

15時までの最高気温の分布を見ると、東北から九州、沖縄にかけて20℃以上を表すオレンジ色の地点が非常に多くなっています。東京都心は13時47分に22.6℃まで上がり、4月2日以来、5日ぶりの20℃超えとなりました。北海道でも、オホーツク海側ではフェーン現象が発生したことで20℃以上を観測した所があります。

名古屋や京都では、25℃を超えて夏日になりました。東北でも、福島市周辺で今年初めて25℃に到達し、全国51地点で夏日となっています。春を通り越して初夏のような陽気です。

明日も曇りや雨の割に気温高め

8日(月)の天気と気温

明日8日(月)は前線や低気圧が西日本の南岸を通過する影響で、西から雨が降り出します。西日本や東海では、今日に比べると昼間の気温は低くなる予想です。ただ、20℃前後と、寒さはあまりありません。雲が主役になる関東も、春服で過ごしやすく感じられそうです。

日差しが届く北日本の日本海側やオホーツク海側は、今日よりさらに暖かくなる所があります。札幌は今年初めての20℃を予想しており、20℃に到達すれば5月下旬並みの陽気です。朝は1桁の寒さで一日の寒暖差が大きくなるため、体調管理をしっかりと行ってください。