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強い寒気南下 日本海側は大雪のおそれ 全国的に冬の寒さ

ウェザーニュース / 2024年3月2日 6時35分

ウェザーニュース

日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。上空に強い寒気が流れ込んできたため日本海側は広い範囲で雪が降り、山沿いでは大雪に警戒が必要です。山陰や近畿北部など西日本の平野部でも積雪の可能性があります。

山沿いは大雪 西日本の平野部も積雪

日本列島の上空には1月下旬以来となる強い寒気が流れ込んでいて、北海道から山陰にかけて日本海側の各地で雪が降っています。一部で雪が強まっていて、5時までの1時間には北海道声問(こえとい)で8cm、新潟県津南(つなん)で6cmの降雪を観測しました。西日本では昼過ぎにかけて、北陸と北日本では明日にかけて断続的に雪が降る見込みです。

明日3日(日)夕方までに新たに積もる雪の量は、東北の山間部で最大50cm以上、内陸部や山沿いの広い範囲で10〜30cmに達する予想となっています。山陰や近畿北部、北陸の平野部でも雪が積もる見込みです。

久しぶりの積雪になる所がありますので、路面状況の悪化に十分注意をしてください。山間部は古い雪の上に新たな雪が多く積もることで雪崩の危険性が高まるため警戒が必要です。

明日朝は東北、北陸で荒天のおそれ

東北や北陸では明日3日(日)に雨や雪が強まったり、落雷、突風などのおそれがあります。

今日2日(土)に日本海で発生する低気圧が通過する影響で大気の状態が不安定になり、局地的に雲が発達する見込みです。寒気が北に後退するため平野部では雨の所が多く、雷を伴って強く降る予想となっています。一旦、雪が積もった後に強い雨が降るため、冠水などに注意が必要です。

標高の高い地域では湿った雪になり、雪崩や着雪による倒木、停電などの可能性があります。

また、活発な雲の通過前後は突風を伴うことがありますので、明日3日(日)に外出を予定されている場合は、最新の気象状況をご確認ください。

全国的に冬の寒さ

強い寒気が南下する影響で、全国的に冬に戻ったような寒さになります。朝から冷え込んでいる所が多く、昼間もあまり気温が上がりません。

最高気温は晴れる西日本や東日本でも10℃に届かない所が多く、東京都心は昨日に比べて7℃も低い9℃、名古屋市や大阪市は7℃の予想となっています。雪が降る日本海側は一日を通して気温が横ばいで、金沢市は4℃、秋田市は2℃の予想。札幌市は−1℃で真冬日になる見込みです。

冷たい北風が加わって体感温度はさらに低くなりますので、各地とも冬の防寒具が必要です。

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