3月8日(金)は関東甲信で雪や雨 低気圧が発達する予想

ウェザーニュース

今週後半の3月8日(金)頃は伊豆諸島付近に低気圧が発生し、関東甲信や東海・東北南部などで雪や雨が降る予想です。

気温次第では関東の平野部でも雪になる可能性があるため、今後の情報に注意してください。

上空に冷たい空気が引き込まれる

3月7日(木)の夜以降に低気圧が伊豆諸島付近で発生し、8日(金)は発達しながら関東の東へ進みます。

低気圧が本州の南を進む「南岸低気圧」と呼ばれる気圧配置は、普段雪の降りにくい東日本や西日本の太平洋側で雪を降らせることがあります。

今回は典型的な南岸低気圧と比べると低気圧の位置が陸地から遠めの予想ですが、低気圧の北側で雲が発達する可能性があるため陸地にも降水雲がかかりそうです。

上空には冷たい空気が引き込まれるため、現時点でのウェザーニュースの予想では、東京23区など関東の平野部でも雪になる可能性があるとみています。内陸の地域では湿った雪が積雪となり、山地を中心に大雪となることも想定されます。

気温の低下や降水の強さ次第で影響が変わります。まだ予測の不確実性が大きく、日が近づくにつれて予報が悪化または緩和することが考えられるため、今後の気象情報にご注意ください。