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西から雨や雪の範囲が拡大 関東も帰宅時間は傘が必須

ウェザーニュース / 2024年3月5日 10時6分

ウェザーニュース

今日5日(火)は低気圧や前線の接近に伴って、西から雨や雪の範囲が拡大しています。太平洋側を中心に強まる雨に注意が必要です。関東も段々としっかりとした雨になり、夕方の帰宅時間には傘が欠かせません。

太平洋側で局地的に激しい雨

東シナ海から前線を伴った低気圧が接近し、西日本は朝から雨で、山沿いでは雪の降っている所が多くなっています。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、特に太平洋側の地域では雨の降り方が強まっている状況です。

鹿児島県鹿児島市にあるアメダス・喜入では、8時50分までの1時間に21.5mmの強い雨を観測しました。より活発な雨雲の通り道となっている屋久島では1時間に30mmを超える激しい雨となった時間もあり、今日早朝までの3時間降水量は100mmを超えています。

激しい雨を降らせる活発な雨雲は海上が主体ですが、このあとも南西諸島や九州南部や四国太平洋側、近畿南部では局地的に雨の強まることがあります。道路冠水や河川の増水、土砂災害などに注意してください。

関東も夜遅い時間ほど本降りの雨に

5日(火)18時の雨雲の予想

低気圧や前線の東進に伴って、雨や雪の範囲は東日本にも拡大します。すでに東海や関東の一部で弱い雨が降り出していますが、午後は段々としっかりとした降り方になり、夜遅い時間ほど本降りの雨になる予想です。沿岸部では風も強まるので、丈夫な傘やレインコートが重宝します。

雨や雪は、明日6日(水)の朝まで続く予想です。北寄りの風が強く、朝の通勤・通学時間帯に荒れた天気となる可能性もあります。こまめに最新の情報を確認し、時間に余裕をもって行動すると安心です。

また、甲信など標高の高い山や東北では湿った雪が降り、積雪のおそれがあります。路面状態の急激な悪化や、山間部では雪崩に注意が必要です。着雪による停電などにもお気をつけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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