週間天気 気温上昇 花粉大量飛散のおそれも

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週中頃は変わりやすい空
・気温上昇 ヒノキ花粉飛散開始も
・桜開花は昨年よりやや遅い見込み

明日12日(火)にかけて低気圧が本州付近を通過します。このため広範囲で雨、北日本の一部では雪が降る予想です。その後は、西日本や東日本を中心に気温が上昇し、春らしさを感じられそうです。

週中頃は変わりやすい空

明日12日(火)にかけて低気圧が本州付近を通過します。このため広範囲で雨、北日本の一部では雪が降る予想です。

その後13日(水)以降は、西日本や東日本を中心に次第に天気が回復する見込みですが、大気の状態が不安定のため、所によりにわか雨の可能性があります。北日本では上空に寒気が居座るため、日本海側を中心にすっきりしない天気が続く予想です。

気温上昇 ヒノキ花粉飛散開始も

このところ寒い日が続いていますが、週後半にかけて気温が上昇します。ようやく平年のこの時期より暖かくなり、特に15日(金)〜16日(土)頃は東京や名古屋など最高気温が20℃前後まで上がるところもありそうです。

暖かさでスギ花粉が大量飛散する可能性があるほか、西日本や東日本ではヒノキ花粉も本格的に飛散し始める可能性があります。花粉症の方は万全な対策をしてお過ごしください。

桜開花は昨年よりやや遅い見込み

昨年は3月14日に東京でソメイヨシノが開花しました。今年は2月下旬以降の気温が昨年と比べて低調なため、桜の開花は昨年よりは遅くなる予想です。とはいえ、昨年が記録的に早かったため、平年と比べると今年は早めの開花になるところが多そうです。

早いところで、来週にはソメイヨシノの開花となりそうです。ウェザーニュースの開花予想では、今年の桜前線は東京からスタートするとみています。

能登半島地震 被災地の天気

能登半島地震の被災地では地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨や雪が降ると平常時より少ない降水量で土砂災害が発生するおそれがありますので注意してください。